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6点目の作品入札ありました/斎藤ちさと展 [気体分子ギャラリー]


小品に入札をいただきました。

ありがとうございます。
感謝です。





0313_3321.jpg



特別に作ったアクリル製水槽に炭酸水を入れて、その水槽越しに緑色の実と葉の植物、そして少し見える紫の花を撮影した写真です。気泡の白い粒と緑の植物と紫の花が呼応していて美しい作品です。特に大小の多くの泡の深さがきれいです。同時表示性を多くの項目でもっている、情報化社会の表現として完成度の高い名作です。

 

彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》

 

 

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

 

 

《シリアス・アート》と《気晴らしアート》の同時表示
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示

 

シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示

《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】

定価
:7,000円
現在の入札価格
:5,000円

 
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草間弥生の小説 [アート論]

ユミさんという方からコメントをいただきながら、
お返事をしそこなったので、ここに書きます。

by ユミ (2009-08-20 03:25)  

はじめまして、ARTSCAPEの「越後妻有ビエンナーレ」の記事を拝見した者です。(美術・芸術に関してましては、ほとんどシロウト同然です。)

芸術というフィールドより、卓越した見識を発する評論やブログを、今日はじめて読ませていただき、ややめまいを引き起こしているのが、今現在の正直なところではありますが、「越後妻有ビエンナーレ」記事の最後の方に、草間彌生さんの作品について論評があるのに接し、ぜひ彦坂尚嘉さんにこそ、(下記にリンクいたしました)画像ふたつの、御判定の如何内容を伺いたいと、切に感じ入りました。

ごく最近、「とても似ている」と思った、ふたつの画像です。


『 部屋の愉しみ(1979) 』有元利夫
http://www2.odn.ne.jp/~cco69970/index.html/Fukuoka11/Fig1/arimoto09.jpg


前衛芸術家・草間 彌生さん 肖像写真、ビデオレター(2009)
http://iida.jp/products/yayoi-kusama/

彦坂さんの評価軸ではあまりかんばしくない、妻有の「花」につきましては、同じく有元利夫さんの代表作『花降る日』をも、<芸術的記憶>の一部として勘案しつつ、拝見しているのですが、「なぜ似ているのか?」など巡りまして、御一考いただければ幸いです。

arimoto草間.jpg

























有本利夫           草間弥生

《想像界》の眼で《第6次元》のデザイン  《想像界》の眼で《第6次元》のデザイン
《象徴界》の眼で《第6次元》のデザイン  《象徴界》の眼で《第6次元》のデザイン
《現実界》の眼で《第6次元》のデザイン  《現実界》の眼で《第6次元》のデザイン

《想像界》の作品、固体美術。    《想像界》の作品、液体美術。

《気晴らしアート》《ローアート》     《気晴らしアート》《ローアート》
シニフィアン(記号表現)の美術。      シニフィアン(記号表現)の美術。
《原始平面》       《透視写真》
『ペンキ絵』【B級美術】      『深いイリュージョンの写真』【B級美術】

テーブルの前に座っているというのは、良くあるもので、
この共通性が先ずあります。
それと両者とも《第6次元 自然領域》のデザイン的エンターテイメント
なのです。この共通性はあります。
しかし違いもあるので、上の分析を見て下さい。
大きいのは有本利夫は固体美術、つまり前近代の美術です。
それに対して草間弥生は近代美術なのです。
両者とも、彦坂尚嘉が言う気体美術=情報化社会の芸術ではありません。



それと、先日より大阪で開催されている草間さんの展覧会『増殖する部屋』会場にていただいたミニポスターの裏に書かれてあった「詩」があります。

私もぱっと見は、「毒々しいスペクタクルな<花>」と思わないではありません。

そのような傾向を表面的には顕す作品群(絵画、版画、オブジェ)と、
きわめてcoolbeautyな「詩」との連関なども合わせて、お暇な時でかまいませんので、なにか感ずるところなどございましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。


I'm Here,but Nothing


はからずも私はここに居るのであった

だが、いつかその影は宇宙の果てに舞い上り

消滅してゆくという気配に驚いている

心の内側に秘められた虚しさか

人間に生まれてきたことへの虚しさか

だが、求道への絶えまないこの私の志と努力をもってして

虚しい地球上へ輝いた人類の愛たちを呼んでこよう

永遠に尽きることの無い平和と安らかさ

そのささやかな幸福の祭典のために

私は芸術と思想をまき散らして静かな日々を送りたいのだ

人間らしい全世界の人々と共に空虚の嵐を鎮めてしまおう

素晴らしい、そして神秘的な太陽や月たちといっしょに

生きながらえたいのだった

永遠に、たったそれだけのために命をかけて

そして祝杯をあげよう、いまこそ

華やいだ祈りを込めて!


草間彌生 16,July,2009

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草間弥生の詩の芸術分析

《想像界》の眼で《第1次元 社会的理性領域》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第6次元 自然領域》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第1次元 社会的理性領域》の《真性の芸術》

《想像界》の詩
液体の詩

《シリアス・アート》《ハイアート》

シニフィエ(記号内容)の詩
《透視詩》【A級詩】

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草間弥生の文章は、《第1次元 社会的理性領域》で、
かなり良いものです。
小説は、一つ私も読んでいますが、美術よりも良いです。
読んだのは、『マンハッタン自殺未遂常習犯』だと思うのですが、
ネットで見るとデザインが違います。
もしかすると、『クリストファー男娼窟』だったかもしれません。

つまり草間弥生の美術は《第6次元 自然領域》であったり、
《第21次元 愛欲領域》であったりするのですが、
文章は《第1次元 社会的理性領域》で、読めるのです。

同様の事はシュナーベルにも言えて、
美術作品は《第6次元 自然領域》ですが、
映画は《第1次元 社会的理性領域》の物で、
ズーと良いのです。

草間弥生に見られる様な現象は、ですから
起きえるのです。





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産経ニュース/斎藤ちさと展 [気体分子ギャラリー]

矢野まきさんの広報が功をそうして、産經新聞に掲載されました。
矢野まきさん、ありがとうございました。


saitou-cjisato-.jpg
saito-chisato-.jpg

【続きはここをクリックして下さい】


タグ:斎藤ちさと
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