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情報漏洩/こたつ問題の往復メール(改題) [建築]

リークというのは、日本語で言えば情報漏洩(じょうほうろうえい)
ということです。
内部の機密情報などが外部に漏れてしまうことを言います。

2000年以降、特に個人情報漏洩が社会的な問題となっています。

さて、ここで、私はリークをしするかどうか考えていています。
それは建築系ラジオの内部情報です。

建築系ラジオの人々との人間関係と、信用問題で言えば、
リークをしない方が、私の立場の保身としては良いと思います。

私自身は、ブログで、マズい事を暴露的に書いているように思われて
いますが、実は多くの事について沈黙しているのであって、
書いていない事実は、多いのです。

多弁な人間は、実は重要な事は沈黙する事で成立しています。

美術業界の醜悪さや矮小な事実は、実は知っていても、
それほど書いていないのです。

その意味で私のブログは『噂の真相』を目指していません。
実際『噂の真相』という雑誌も1度しか買った事がありません。

私自身は、美しい事が好きで、汚いものを、出来れば見たいとは、
思わない保守的な人間なのです。

しかし、にもかかわらず事実は事実として直視して行かないと、
アーティストとしては成立しません。
芸術の根幹にはリアリズムの精神があるのです。

さて、長い前置きと、言い訳の後でリークするのは、
明日の建築会館で催される会に関係する内部情報です。

リークする事が、モラルに反する事を知ってはいますが、
情報公開する事が、今回のこたつ問題に関して公共的利益に合致する
と、考えるからです。

こたつ問題の当事者の社会的責任と、その主体の闇の部分を、
生な情報で見る事が、今回の問題と正面から見る上で重要だと
考えます。
闇といっても、それは《優しさ》の問題です。

モラルに反するにしても、
当事者たちの、柔らかな《優しさ》の部分を、
出来るだけ直接に知っておかないと、
枝葉だけが増殖してしまいます。

結果ではなくて、原因そのものの根っこを、
直に見る努力が、
物事には必要なのです。

さて、以下は、その非公開の私信メールです。

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From:    ta2@tke.att.ne.jp

Subject:  [Fwd: Re: 御無沙汰しております。]

Date:  2009913 16:13:12:JST

To:    core-member@radio., 彦坂尚嘉



 

金曜日の夕方に、

こういうメールをこたつ問題の二人に

出しています。


最初に東大での彼らの先生だった鵜飼さんから

メールを出してもらい、その後に、

僕からメールを出しているのですが、

今のところ返事はありません。


何か動きがあった段階で、

またご連絡します。


松田

 

 

-------- Original Message --------

Subject:  Re: 御無沙汰しております。

Date:  Fri, 11 Sep 2009 16:18:43 +0900

From:  Tatsu Matsuda

To: pop-up-tokyo

CC:  Tetsuya UKAI 


 

 


Tatsu Matsuda さんは書きました:

大杉哲也 様、伊藤友隆 様

cc: 鵜飼哲矢 様


はじめまして。

松田達と申します。

鵜飼さんからお二人の連絡先を教えて頂き、

メールいたします。


もしかしたらご存知かもしれませんが、

東大では、生研の方にいました。

99年に修士を出ているので、

学年はかなり離れているかと思います。


現在、鵜飼さんや五十嵐太郎さんとともに、

建築文化事業委員会の委員をしているのですが、

そちらでカルチベートトークというイベントがあり、

9月28日に、アーティストの彦坂尚嘉さんという人をお招きして、

建築会館にて下記のようなトーク&ディスカッションイベントを

行います。

http://news-sv.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=2372


お二人の作品を様々な媒体や

越後妻有トリエンナーレにて拝見しまして、

おそらく、若い世代の建築家を代表しているところもあると思い、

お話を伺ってみたいと思いました。

お忙しいかと思いますが、特に後半のディスカッションにおいて、

お二人にゲストとして、議論に加わって頂ければと思っていますが、

いかがでしょうか。


彦坂さんは、現代美術でこたつを用いた作品を

最初につくったアーティストとして、

「こたつ」を通した40年について語るという意味でも、

お二人に来てほしいと思っています。


また、五十嵐太郎さんとは、建築系ラジオという

ネットラジオの試みを昨年から行っており、

聞き苦しい点もあるかもしれませんが、お二人の作品を

取り上げさせて頂きました。

おふたりの作品の制作過程の大変だったところなど、

語って頂ければと思います。

http://radio.tatsumatsuda.com/


僕個人としては、こたつの作品に投影された

現代建築の状況そのものを、語るという展開に

できればと思っています。


いろいろと思われることはあるかもしれませんが、

お二人とお話しできることを楽しみにしておりますので、

ご検討頂ければ幸いです。御返事お待ちしています。


松田達・建築文化事業委員会委員



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