メタル放送大学 3 /スレイヤーとナパームデス、パンテラ、ヘルメット [音楽の頂点]
さて、この3回目は、今までよりもさらに聞きにくい音楽が4つです。
なぜに、こういうひどい音楽が作られ、支持する人びとがいるのか?
いろいろな理由がありますが、
ひとつは時代の温度が上がって、
H2Oの水の比喩で言えば、水は沸騰して水蒸気になって気象化した
だけでなくて、さらに温度はあがって、
水の分子は電離して、原子となって、
荷電粒子を含んだ気体であるプラズマになるのです。
プラズマ化した時代の音楽もまた、多様ではあるので、
一概にここで紹介するヘヴィーメタルだけではありませんが、
しかし、このプラズマ化した時代のひとつの局面を表しているのです。
スレイヤー『show no mercy slayer』
スレイヤーは1981年結成のアメリカのバンド。
音が《第41次元》になっているとともに、
《反音楽》のバンドであることが、大きな特徴と言えます。
スラッシュの極北に位置するバンドです。
8、ナパームデス - Scum
デスメタルを代表するバンド。
これもライブを見ていますが、《第8次元 信仰領域》の音ですが、
凄いシリアスなインパクトに満ちています。
9、パンテラ Cowboys from Hell
1990年代を代表するヘビメタルサウンドです。
10,ヘルメット meantime
不安定なバンドですが、この《第21次元》の音の閉塞感は、
結構好きであります。。
メタル放送大学 2 /モーターヘッドとメガデスモーターヘッドとメガデス(訂正加筆) [音楽の頂点]
モーターヘッドは、アメリカ・イギリスのアングロサクソン軍が
ベトナム戦争に敗北した1975年に結成されたバンドです。
攻撃的でスピーディーなサウンドは、まるでグラインダーで神経を削る
ような《現実界》の音楽で、
後のスラッシュ・メタルの登場につながるものと言われています。
『オバーキル』という曲は、1979年ではありますが、
ベトナム戦争と無関係とは言えないもので、
《第16次元 崩壊領域》の音楽です。
《第16次元 崩壊領域》と《現実界》が音楽に出現する事は
ありますが、
それがバンドとして安定した不変性を持っているのは、
かなり珍しいもので、長年ファンを魅了し続けているのです。
しかしその音楽性は気体化はしていますが、
次のメガデスの様に、プラズマ化はしていなくて、
オーソドックスなロックンロールでありました。
モーターヘッドとメガデス [音楽の頂点]
5,モーターヘッド『オバーキル』
モーターヘッドは、アメリカ・イギリスのアングロサクソン軍が
ベトナム戦争に敗北した1975年に結成されたバンドです。
攻撃的でスピーディーなサウンドは、まるでグラインダーで神経を削る
ような《現実界》の音楽で、
後のスラッシュ・メタルの登場につながるものと言われています。
『オバーキル』という曲は、1979年ではありますが、
ベトナム戦争と無関係とは言えないもので、
《第16次元 崩壊領域》の音楽です。
《第16次元 崩壊領域》と《現実界》が音楽に出現する事は
ありますが、
それがバンドとして安定した不変性を持っているのは、
かなり珍しいもので、長年ファンを魅了し続けているのです。
しかしその音楽性は気体化はしていますが、
次のメガデスの様に、プラズマ化はしていなくて、
オーソドックスなロックンロールでありました。
メタル放送大学 1 /ブラックサバスとジューダスプリースト [音楽の頂点]
1、ブラックサバス『ブラック サバス』 1970年
私見を申し上げれば、このアルバムで初めてロックは、
《非-実体性》を持ち、《超1流》の芸術音楽として、
屹立したのです。
とは言っても、とは言っても、多くの人は、
下品な黒魔術の音楽と思っているよであります。
少なくとも初期のヘヴィメタルの名曲なのであります。
ベトナム戦争の激化を背景に、
時代は《近代》という理性の支配に抑圧されていた暗黒の無意識を、
隆起させるホラー的なるものに、新しい表現を見いだして行きます。
ブラックサバスというバンドは、その先駆けとなったのです。
美術で言えば、こういう流れが、後のシンディ・シャーマンの
暗黒的作品にまでつながるのです。
MUSEのライブ/《形骸》と音楽のあいだ [音楽の頂点]
東京2010.1/12(火)日本武道館
OPEN 18:00/ START 19:00 TICKET¥7,800(アリーナ:スタンディング|スタンド:指定/税込)
一般プレイガイド発売日:11月15日(日)
主催:テレビ朝日/J-WAVE/MTV 後援:tvk/MUSIC ON! TV
(問)クリエイティブマン 03-3462-6969
協力:ワーナーミュージック・ジャパン 企画・制作・招聘:クリエイティブマン
Muse - Megalomania - Live and Acoustic
倉橋ヨエコと小島真由美、戸川純、Phewとニナハーゲン(校正1加筆3) [音楽の頂点]
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現
《シリアス・アート》と《気晴らしアート》の同時表示
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示
シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示
理性脳と原始脳の同時表示
《原芸術》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、
《無芸術》《世間体のアート》の全てがある。
ニナハーゲンのヴォーカルとグローバル・ミックスチュアー・サウンド
には、今日の情報革命の時代の狂気に満ちた人間の芸術が、
非常に早く先取り的に出現しているのです。
ここに、てんこ盛り路線の頂点の表現があります。
私が買ったのは、1979年日本版のデビューアルバム
Nina Hagen Unbehagen African Reggae
http://www.youtube.com/watch?v=cVYh6bA0b78
でしたが、当時は、理解で来ませんでした。
30年たった今は、高く評価できます。
何という遅れでありましょうか。
倉橋ヨエコ「夜な夜な夜な」
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《第41次元》だけの《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《3次元・コミュニケーション領域》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第13次元 漫画喜劇領域》の《真性の芸術》
ただし《サントーム》はない。
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現
《シリアス・アート》と《気晴らしアート》の同時表示
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示
シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示
理性脳と原始脳の同時表示
《原芸術》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、
《無芸術》《世間体のアート》の全てがある。
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元〜第6次元》のデザイン的エンターテイメント
ただし《サントーム》はない。
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現
《シリアス・アート》と《気晴らしアート》の同時表示
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示
シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示
理性脳と原始脳の同時表示
《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》がある。
ただし《世間体のアート》がない。
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《第6次元 自然領域》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第41次元 戦争領域》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第6次元 自然領域》の《真性の芸術》
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現
《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示
原始脳の音楽
《原芸術》《芸術》《反芸術》がない。
《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》がある。
椎名林檎/エゴ・ラッピン/笠置シズコ [音楽の頂点]
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現
《シリアス・アート》
《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の表現
理性脳と原始脳の同時表示
《原芸術》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、
《無芸術》《世間体のアート》の全てがある。
笠置シズコの残っている音源の中で、
この『ラッパと娘』が、最高に素晴らしいものです。
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第3次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元〜超次元》のデザイン的エンターテイメント
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体と液体の表現
《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエ(記号内容)の表現
原始脳の表現
《原芸術》、《芸術》、《反芸術》はない。
《非芸術》、《無芸術》《世間体のアート》はある。
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第3次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体と液体の表現
《気晴らしアート》
《ハイアート》
シニフィエ(記号内容)の表現
原始脳と理性脳の同時表示。
《原芸術》はない。
《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》はある。
椎名林檎のはすっぱな歌い方が、飽きる。
結局は《第3次元》で《3流》である事に失望して行く。
《原芸術》、音楽で言えば《原音楽》というものが椎名林檎には無い。
それが、彼女の音楽の浅さであって、聴くに耐えなくなって行く。
エゴ・ラッピンは、もともと浅さに居直っていて、
それはそれで面白い。
それに対して笠置シズコには《原芸術》があって、
ひとつの頂点と言える。
私は、この『ラッパと娘』が最高に好きだが、
黒沢明が歌詞を書いた『ジャングルブギ』も素晴らしい。
音楽/反音楽/非音楽/無音楽(加筆【YouTube画像】追加1) [音楽の頂点]
PHONEXのCD聴かせていただきました。まず耳に入って来るのは
ノイズですね。ドラム類の布団をたたけばモクモクとたち現れる
ホコリノイズ。フルート、クラリネットもノイズを多用した奏法で尺八風。
(ライヒのドラミングにはノイズがないですね。ノイズを伴えば
ミニマルな音の構築性に靄がかかる。)
最近聴いた音楽で
面白いなと感じたコンサート2題(HNK-FM)は芥川作曲賞
選考演奏会2009ー小出雅子と、作曲家の個展2009-中川俊郎です。
小出はオーケストラに楽器でない音をふんだんに持ちこみメルヘンチックに
覚醒した音世界を創った。まあ、ライブエレクトロニクもこれにあたるが、
小出は生な素材を扱っているのかな。
中川は楽譜の中に記譜と白紙の部分があって
白紙の部分はオーケストラの即興・インプロヴィゼーション、作品タイトルが
合奏協奏曲だからカデンツアでもあり奏者全員がソロでカデンツアを演奏
している。(作曲部分と即興部分の聞き分けはつかない)
3者に共通しているのは、外部の招聘で、楽音以外(ノイズ)、楽器以外、作曲以外によって、音楽の地平を広げようとしている。
最近はアンビエント音楽、環境音楽ーブライアン イーノ風音楽が流行りの
様だけど、退屈音楽。退化音楽の様にも聞える。どうでしょ。これは全面外部だから、退屈なんだ。
《音楽》《反音楽》《非音楽》《無音楽》のすべてが、
芸術の趣味判断/ダニエル・ブェスのパーカッションを例にして [音楽の頂点]
スイスと日本の新しい音楽
<experiment> 2009年8月1日(土)18:00-20:30 STUDIO 1619
<live> 2009年8月3日(月)19:00 杉並公会堂・小ホール
《月に憑かれたピエロ》などの注目すべき公演、WERGOのミューラー=ジーメンス作品集をはじめとするCD録音に携わってきた。
33名に及ぶメンバーはそれぞれ現代音楽のスペシャリストであり、スイスを代表する現代音楽アンサンブルとして、バーゼルでの
定期演奏会の他、スイス国内各地はもとより、ヨーロッパ諸国、中東、アジアなどの現代音楽フェスティヴァルに多数出演している。