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椎名林檎/エゴ・ラッピン/笠置シズコ [音楽の頂点]




笠置シズコ 『ラッパと娘』

彦坂尚嘉責任による芸術分析

《想像界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で
《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で
《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現

気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》

《ハイアート》


シニフィアン(記号表現)の表現


理性脳と原始脳の同時表示

《原芸術》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、

《無芸術》《世間体のアート》の全てがある。


笠置シズコの残っている音源の中で、

この『ラッパと娘』が、最高に素晴らしいものです。




エゴ・ラッピング 『くちばしにチェリー』

彦坂尚嘉責任による芸術分析

《想像界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第3次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元〜超次元》デザイン的エンターテイメント

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現

気体と液体の表現

《気晴らしアート》

《ローアート》


シニフィエ(記号内容)の表現


原始脳の表現

《原芸術》、《芸術》、《反芸術》はない。

《非芸術》、《無芸術》《世間体のアート》はある。




椎名林檎 『歌舞伎町の女王』

彦坂尚嘉責任による芸術分析

《想像界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で
《第3次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で
《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現

気体と液体の表現

《気晴らしアート》

《ハイアート》


シニフィエ(記号内容)の表現


原始脳と理性脳の同時表示。

《原芸術》はない。

《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》はある。


椎名林檎のはすっぱな歌い方が、飽きる。

結局は《第3次元》で《3流》である事に失望して行く。

《原芸術》、音楽で言えば《原音楽》というものが椎名林檎には無い。

それが、彼女の音楽の浅さであって、聴くに耐えなくなって行く。

エゴ・ラッピンは、もともと浅さに居直っていて、

それはそれで面白い。

それに対して笠置シズコには《原芸術》があって、

ひとつの頂点と言える。

私は、この『ラッパと娘』が最高に好きだが、

黒沢明が歌詞を書いた『ジャングルブギ』も素晴らしい。




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マサオ

椎名林檎と同時期の
倉橋ヨエコ
http://www.youtube.com/watch?v=2uFM8ZQRS9w

http://www.youtube.com/watch?v=spMVV_dsCrs&feature=related

小島真由美
http://www.youtube.com/watch?v=fGfFt4WBjWM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=yjNn-9Z_JBg&feature=related

ご覧頂き、ご意見伺えたら嬉しいです。
by マサオ (2010-01-08 14:32) 

大沢亮忠

彦坂尚嘉様

詳細な分析、すばらしいと思いました。
笠置シズ子は、すごいですね。

椎名林檎とエゴラッピンに足らないと思っていたことが良く分かりました。
象徴界が《第3次元》しかないのとシニフィエの表現、《原芸術》がないことがポイントですね。
納得です。

最近は、ジョン・ゾーンの2000年代の作品を購入して良く聞いております。


by 大沢亮忠 (2010-01-08 19:58) 

symplexus

☆「ラッパと娘」驚きました!!!!!
何かが乗り移ったように全身で踊り歌う姿は恐いほどです.
 全然関係ないのですがタルコフスキーの名作;
「僕の村は戦場だった」を思い出してしまいました.
対ナチスドイツ戦でゲリラ兵として戦うイワン少年の回想,
 それは夏のきらめく陽光と突然の驟雨,
  水辺を全力で走る少年と少女だったりするのですが,
 戦争という非情に抗う少年の切ない生への希求がはじけて
  暗い劇場のなかで震えてしまいました.
笠置シズコという存在,それは今まで考えてきた以上に
 重いテーマを含んでいるのではないかと思ったりしています.
  貴重な映像のご紹介,解説ありがとうございます. 
by symplexus (2010-01-09 00:01) 

ヒコ

マサオ様
コメントありがとうございます。
次のブログで、取り上げさせていただきます。

大沢亮忠様
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
最近は《原芸術》と《世間体のアート》を発見して、いろいろな謎が、ずいぶんと解けて来ています。
椎名林檎の核心は、《3次元・コミュニケーション領域》で有るところにありますね。
これに対してマドンナは、実はもっと知的な戦略をとっています。
別の機会に書きたいと思います。

symplexus様
画像的には、きちんと映画で黒沢明監督の『生きる』を見られる事をお薦めします。【YouTube画像】もありますが、あまり良く無いので、ビデオでご覧になる事をお薦めします。映画初出演の三船敏郎のダンスがフューチャーされていて、素晴らしいものです。
by ヒコ (2010-01-09 00:43) 

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