ポランスキー監督拘束 [状況と歴史]
ポランスキー監督拘束
32年前の13歳暴行容疑
2009年9月27日21時2分【パリ=国末憲人】映画「戦場のピアニスト」など
で知られるポーランドのロマン・ポランスキー監督(76)が訪問先の
スイスで警察当局に拘束されたと、スイスのメディアが27日伝えた。
同監督は米国で未成年者を暴行した容疑で77年に拘束されたが、
その後逃亡していた。
チューリヒからの報道によると、24日から始まったチューリヒ映画祭
で作品が回顧上映されるのを機に、同監督は26日現地入り。スイス司
法省の説明では、チューリヒ空港到着と同時に拘束された。同省は、
監督が米国に移送される可能性があると示唆した。
同監督は77年、写真撮影を名目に連れ出した13歳の少女に暴行
したとして、ロサンゼルスの当局に逮捕された。しかし、翌年欧州に
逃亡。以後、米国に足を踏み入れないまま映画製作を続け、03年には
「戦場のピアニスト」で米アカデミー監督賞を受賞した。米国は05年、
同監督を国際手配していた。
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13歳の少女に、アナルセックスによるレイプをした容疑で逮捕され、
逃亡を続けていたポランスキーが拘束されました。
私自身は、レイプをしたいという欲望を持った事もないので、
正直言って良く分からないのですが、
レイプが犯罪であり、ましてや未成年の少女をレイプする事は、
厳しく罰せられる必要があります。
ポランスキーという人物の顔を、絵画の様に見て、
《言語判定法》によって芸術分析をしてみたいと思います。
ポランスキーは、どんな顔をしているのか?
ロマン・ポランスキーの顔
《想像界》の眼で《第21次元》のデザイん的人格
《象徴界》の眼で《第21次元》のデザイん的人格
《現実界》の眼で《第21次元》のデザイん的人格
《想像界》の人格
液体人間
《気晴らし人間》《ローアート的人間》
シニフィエ(記号内容)的人間。
『平気でうそをつく人たち』
《第21次元 愛欲領域》というのは、《第2次元 技術領域》の
倒錯領域なのですが、エロ写真とかの領域です。
建築で言うとロココですし、写真家ですと荒木経惟、
演歌では小林幸子。
それだけでなくてデザイン的な人格ですので、13歳の少女を
レイプしたことは事実であるように見えます。
事件の経過
9月29日 AFP】32年前の淫行事件の容疑者として、映画監督のロマン
・ポランスキー(Roman Polanski)氏がスイスで身柄を拘束された。
以下はこの事件の経過。
■1977年
-3月10日:当時43歳だったポランスキー氏が、米ハリウッド
■1977年
-3月10日:当時43歳だったポランスキー氏が、米ハリウッド
(Hollywood)にある俳優ジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)
さんの自宅に13歳の少女を誘い、ファッション写真の撮影を行う。
ニコルソンさんは不在。ポランスキー氏は少女に酒と薬物を勧め
性行為に至る。
-3月25日:少女の両親が警察に届け出る。
-4月15日:暴行やアナルセックスなどの罪で起訴されたポランスキー
-3月25日:少女の両親が警察に届け出る。
-4月15日:暴行やアナルセックスなどの罪で起訴されたポランスキー
氏の裁判が開廷。同氏は当初、無罪を主張。
-8月8日:ポランスキー氏は司法取引を行い、未成年との違法な性行為
-8月8日:ポランスキー氏は司法取引を行い、未成年との違法な性行為
の罪のみを認める。カリフォルニア(California)州の施設で3か月間の
精神鑑定を受けるよう命じられるが、映画撮影があったため年末まで
延期される。
■1978年
-2月1日:ロサンゼルス(Los Angeles)近郊にあるチノ刑務所
■1978年
-2月1日:ロサンゼルス(Los Angeles)近郊にあるチノ刑務所
(Chino Penal Institution)で47日間過ごしたが、残る容疑に対する
重刑を恐れ米国を出国。出生地であるフランスに移住し、市民権を得
る。以来、同国で暮らす。
通常、自国民の身柄引き渡しを行わないフランスは、カリフォルニア
通常、自国民の身柄引き渡しを行わないフランスは、カリフォルニア
州当局からの身柄引き渡し要求を拒否している。
■1994年
-8月:ポランスキー氏が被害者の女性に慰謝料を支払うことで合意す
■1994年
-8月:ポランスキー氏が被害者の女性に慰謝料を支払うことで合意す
るも、カリフォルニア州検察当局は起訴取り下げを拒否。
■2003年
-3月23日:『戦場のピアニスト(The Pianist)』でアカデミー賞監督
■2003年
-3月23日:『戦場のピアニスト(The Pianist)』でアカデミー賞監督
賞を受賞。
被害者女性はポランスキー氏を許したというコメントを出し、同氏が
被害者女性はポランスキー氏を許したというコメントを出し、同氏が
授賞式に出席できるよう訴えたが、逮捕を恐れた同氏は出席せず。
■2008年
-12月2日:ポランスキー氏の弁護士が、事件に誤った処理があったと
■2008年
-12月2日:ポランスキー氏の弁護士が、事件に誤った処理があったと
して検察当局に対し起訴取り下げを請求。
■2009年
-5月7日:ロサンゼルスの裁判所は、起訴取り下げ請求を棄却。
-9月26日:映画祭出席のため訪れたスイス・チューリヒ(Zurich)で
■2009年
-5月7日:ロサンゼルスの裁判所は、起訴取り下げ請求を棄却。
-9月26日:映画祭出席のため訪れたスイス・チューリヒ(Zurich)で
身柄を拘束される。米国からの身柄引き渡し要求が待たれている。
タグ:ポランスキー
32年も経過して、被害者の女性自身には追求する意志はないようで、むしろ「そっとしておいて欲しい」と言う事かもしれませんが、どこまでも追求せずに置かない「象徴界」が作動していると言う事でしょうか。
by 丈 (2009-10-27 11:52)
丈様
そうです。《象徴界》の追求は、何年経っても作動し続けます。被害者の問題ではないのです。法の問題であり、正義の問題です。そして頻発するレイプ事件への見せしめであり、警告なのです。レイプの欲望と言う自然性を抑圧する人工性というのは、過酷なのです。法そのものが過酷なのです。その過酷さが文明をつくり、大きな社会を成立させるのです。実刑の予想は2年程度ですが、重要なのは、法は作動し続けると言う、そういう構造です。
by ヒコ (2009-10-27 11:59)
フランスでバンベルスキ―という人が実の娘を クロンバッハという義父に27年前に殺害されていました。最近のニュースですがバンベルスキ―氏はドイツに逃亡していたクロンバッハを捕まえてフランスの警察の前に突き出したそうです。バンベルスキ―氏自身もクロンバッハを誘拐したわけですが ポランスキ―同様にクロンバッハも逃げられなかったようです。
法を犯したクロンバッハをバンベルスキ―氏は法を犯して誘拐したわけで 罪に問われています。
こうした事をどう考えますか?
要するに私刑というか仇討ちは象徴界としてはどういう扱いになるでしょうか?
by 北村友嗣 (2009-10-27 19:42)
北村友嗣様
罪に問われると思います。私刑というか仇討ちは、近代法では違法です。罪に問われるのは、問われますが、基本は、仇討ちにあると、私は思っています。ですから、現代の法が、代行して罰しない場合には、仇討ちを私刑として行い、それがまた罰せられるという、循環も止も終えないと思います。
by ヒコ (2009-10-27 23:24)
こんにちは。
何をもって顔を判断しているのか、彦坂さんご自身の
根拠を示してください。
by オオクラ (2009-10-28 00:10)
上にも出ているのですが、顔判断の根拠を示してください。
by 桑山 (2009-10-28 02:56)
上にコメントを書き終えて気がついたのですが、この「根拠を示せ」という主張はポランスキー監督に対する個人的な好意があったうえでの、感情的な叱責とかでは決してありません。
私が指摘したのは格付けそのものの問題です。
格付けの根拠が示されない限りは、他人に説明が出来ないのです。感じて共感することは出来ても真の理解は出来ないのです。どうしても、「モナリザがそうだから」とか「真の価値は多くの人には理解されない」とかいう風に逃げているように見えてしまうのです。
レスお待ちしております。
by 桑山 (2009-10-28 03:03)
オオクラ様
別のブログを1本立てて、お返事を書いています。
by ヒコ (2009-10-29 12:10)