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2009-10-28

こんにちは。
8次元や41次元などの言葉の意味が分かりません。それらの意味と、それらの言葉を使う根拠を教えてください。 
by オオクラ (2009-10-27 03:32)  

 

こんにちは。
何をもって顔を判断しているのか、彦坂さんご自身の
根拠を示してください。 
by オオクラ (2009-10-28 00:10)  

桑山

上にも出ているのですが、顔判断の根拠を示してください。

by 桑山 (2009-10-28 02:56)  

桑山

上にコメントを書き終えて気がついたのですが、この「根拠を示せ」という主張はポランスキー監督に対する個人的な好意があったうえでの、感情的な叱責とかでは決してありません。
私が指摘したのは格付けそのものの問題です。
格付けの根拠が示されない限りは、他人に説明が出来ないのです。感じて共感することは出来ても真の理解は出来ないのです。どうしても、「モナリザがそうだから」とか「真の価値は多くの人には理解されない」とかいう風に逃げているように見えてしまうのです。
レスお待ちしております。



by 桑山 (2009-10-28 03:03)  


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ご質問にまとめてお答えできればと思います。
いままでも、何回か書いて来ているので、
たぶん、『彦坂尚嘉の《第41次元》アート』の1の方で読んでいただく方が、
内容的には、良いものかもしれません。

それでも、とにかく、繰り返し、お答えして行きます。

私の書いている方法は、基本的に印象批評です。
そもそも芸術の趣味判断というのは、印象批評です。
たとえば小林秀雄の基本は印象批評です。

批評や評論というのは、欧米においては、
「(個人が)物事をどう捉えるか・把握するか・判定するかを表明するもの」であるのです。
昔の印象批評を、今日の情報化社会のものに、
《言語判定法》という方法で、書いているのが、彦坂尚嘉のブログです。
ですから、彦坂尚嘉という個人の責任で、
私的な判断を示しているのであって、
それ以上のものではありません。
つまり根拠は彦坂尚嘉とその《言語判定法》というものにあります。

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病院でレントゲン写真をとって、肺の映像の中に、
結核の病状を読み取るという場合、
そのレントゲン写真のもやもやとしたグレーと黒のネガ画像を
どう読み取るかは、
医者によって違います。
名医とぼんくら医者では、違うのです。
判断というのは、そのように医学の場合にすら印象批評であり、
個人の私性でなされるのです。

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さて、ものごとを判断するには、
3つの方法があると、彦坂尚嘉は考えます。

ひとつはイメージ判定法です。
もうひとつは科学的判定法です。
最後に、《言語判定法》があります。

私は日本ラカン協会の幹事をしていますが、
ジャック・ラカンの用語に、
《想像界》《象徴界》《現実界》というものがあって、
これは人間の精神活動が、この3界でなされているものとされています。

イメージ判定法というのは、《想像界》での判断に対応しています。
科学的判定法というのは、《現実界》での判断に対応しています。

そして《言語判定法》というのは、《象徴界》での判断力を使ったものなのです。

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私たちは、普通、言語というものを、コミュニケーションの道具と考えています。

しかし言語にはもうひとつ別の機能があって、
それは言語によって、人間が自らの環境を認識しているという、
認識の機能です。

エスキモーは雪の言葉をたくさん持っていて、
雪の変化を、非常に細かく精密に捉えることができます。

こういう言語論は宮岡伯人などの少数言語学から、私が影響を受けて学んだものです。
私の《言語判定法》というのは、こうした言語の認識機能を使って、
物事を認識し、判断しようというものです。

《言語判定法》をつかって、いろいろな判断をしていますが、
『アートの格付け』もそのひとつです。

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