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海賊版:ヤーコブ・ローゼンバーグの製作/中野輝也さんへの提案 [気体分子ギャラリー]

中野輝也様

芸術の質そのものを、学問的な研究として問題にしたのは、
ヤーコブローゼンバーグです。

彼の著作の『美術の見かた 傑作の条件の詳細』(講談社)という本は、
たいへんに、すぐれています。

彦坂尚嘉の芸術分析の基本は、
このヤーコブローゼンバーグです。

ですので、「ヤーコブローゼンバーグに帰れ!」というのが、
彦坂美学の学問的基本なのです。

これを発展させることを大沢さんという多摩美芸術学科を卒業
した人とやろうとしたのですが、挫折しています。

この試みを再度、立ち上げたく、
ご協力をいただけないでしょうか。

まず、やりたい事は、海賊出版でやるしかないのですが、
美術の見かた 傑作の条件の詳細』に掲載されている図版を元に、
「芸術鑑賞ライセンス/名画・凡作見分けテスト」を発行し
彦坂尚嘉の『アートの格付け』を加え、
さらに彦坂尚嘉の絵画構造論を、音声テープ、あるいはビデオ画像で
加えた、テキストを作りたいのです。

すでに、太田丈さんが、この「芸術鑑賞ライセンス/名画・凡作見分
けテスト」の原板を製作なさっています。

この太田さんの製作したものを使えるかどうか確認する
必要がありますが、これを印刷した小冊子として製作したく思います。
モノクロですので、費用的にはそれほどと思います。
著作権違反の海賊版ですが、これを地下出版したいのです。

本そのものは、ネットでは古書として買える様ですので、
見てみて下さい。

水曜日、金曜日に立教大学に行っています。
6時には授業が終わるので、
18時30分から21時までであれば解放しています。

来て下されば、研究室でお話が出来ます。
ご都合の良い日をご連絡、ください。

研究室の開放

ブログを読んで下さっている方で、
興味のある方は、上記でしたら、
基本的に研究室を開放しますので、
遊びに来て下さい。

美術本がそこそこありますので、
具体的な本を見ながらお話ができます。

安いお酒とおつまみを、
少しだけ持って来て下さい。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
立教大学への一番楽な道

池袋駅西口方面へ
西口の階段は登らずに、
地下商店街の通路を歩きC3出口から立教通りへ
駅から歩いて行くと、左手に立教大学の正面のツタの生えたたてものの
正門が見えます。
右手にも、立教大学の門があります。
それを通り過ぎて、最初の小さな道を右に曲がると、
左手に6号館の建物の門があります。
建物に入ると守衛の部屋があるので彦坂の所に行くと言って下さい。
研究室は6号館の6106です。

分からなければ、彦坂の携帯に電話して下さい。
090-1040-1445
研究室の電話
03-3985-6106

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
詳しい行き方は以下よりお願いします
立教大学のサイト
http://www.rikkyo.ac.jp/
一番上のバーに交通アクセスがあります。

ページ中程に池袋キャンバスへの道順が、あります。
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html

キャンバスマップがあります。
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/index.html
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



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コメント 5

オオクラ

美術の本といえばそこに記載されているのは傑作名作ばかりですが、ローゼンバーグの本は良くない作品も同時に載せていますね。その比較に眼から鱗が落ちました。
彦坂さんの分析の基本がこれだったとは驚きです。
by オオクラ (2009-11-06 16:11) 

NO NAME

ヤーコブ・ローゼンバーグの『美術の見かた 傑作の条件の詳細』を、さっそく古本屋に注文してきました。アマゾンで売られていた「美品」が「¥ 84,000」と高額だったので「手が出せないな」と思ったのですが、「カバー焼け擦れ傷み・天地小口染み退色 」「¥ 9,000」で販売されているのを発見。「手ごろな価格」に惹かれて注文しました。


“すでに、太田丈さんが、この「芸術鑑賞ライセンス/名画・凡作見分けテスト」の原板を製作なさっています。”

すでに、そこまで話が進んでいるのですね。うかつですが、予想していませんでした。刺激的なプロジェクトが具体化してきていて、うれしく思います。




『わたしのような「素人」でも、「何か役に立ちそうな」状況が発生すれば、そのときは私にも声をかけてください』

先日の、私の発言に対して、迅速なお返事をありがとうございます。

“彦坂尚嘉の芸術分析の基本は、このヤーコブ・ローゼンバーグです。
ですので、「ヤーコブ・ローゼンバーグに帰れ!」というのが、彦坂美学の学問的基本なのです。
これを発展させることを大沢さんという多摩美芸術学科を卒業した人とやろうとしたのですが、挫折しています。
この試みを再度、立ち上げたく、ご協力をいただけないでしょうか”

“水曜日、金曜日に立教大学に行っています。
6時には授業が終わるので、18時30分から21時までであれば解放しています。
来て下されば、研究室でお話が出来ます。
ご都合の良い日をご連絡、ください”



期待させるような「思わせぶり発言」が「悪質」だったのですが、現時点の私は、「父」と「姉」を見守る「介護人としての責任」があり、遠方へ足を運べない状況にいます。

すでにプロジェクトが進行しており、すぐにでも私が参加できる状態になっているとは、正直言って予想していませんでした。「そのとき」がもう来ていると予想していなかったので、「しばらく後になるだろう」と甘く考えていたので、先日の「軽率な発言」が出てしまったのです。


『わたしのような「素人」でも、「何か役に立ちそうな」状況が発生すれば、そのときは私にも声をかけてください』


私は「いつか」と言って、何日でも「約束」を引き伸ばすような「平気でうそをつく人間」です。恋人と「夏になったら、いっしょに旅行しよう」と交わした約束も、3年以上にわたって放置しており、夏が来るたびに「行けない理由」を言いつくろっています。そういう意味で、「信用できない人間」です。期待をさせて申し訳ありませんでした。すぐには「行けません」。

「信用できない人間」という「事実」を警告したうえで、「介護人としての責任」から一時的にでも開放される「いつか」が来れば、夜行バスに乗って「東京」へ行き、彦坂尚嘉さんの研究室を訪問したいと本気で思っています。「芸術鑑賞ライセンス/名画・凡作見分けテスト」に関しても遠方から手伝える事があれば、誠意を持って協力させてもらいます。


また、「オオクラさん」「小比満さん」「山根秀太郎さん」に対して、偉そうなことを言っていたくせに、私は彦坂尚嘉さんの著作をひとつも読んでいません。これでは彼らから、「口だけ」と批判されても、反論できません。事実、「口だけ」なのです。

彦坂尚嘉著『彦坂尚嘉のエクリチュール/日本現代美術家の思考』(三和書籍、2008、6400円+税)

彦坂尚嘉著 『反覆・新興芸術の位相』』田畑書店 1974年(絶版)


遅れましたが、気体分子ギャラリー(hiko@ja2.so-net.ne.jp)でこの2冊を注文し、勉強させてもらいます。



丈さん
『チャレンジのお志は壮といたしますが、並大抵ではないです。
彦坂さんの方法は基本的に実物を見ての鑑賞体験ですので、
ブログですと、ネットから画像を落としてと勘違いされる方がいるようですが、有名人の画像などは別として主たる鑑賞と言うのは「はるばる」と称されるような旅行を普通に、国内・海外で重ねて観てこられています』


責任と立場上、今の私はすっかり出不精になっています。それでも京都の美術館までの距離なら、足を運べるので、できるだけ鑑賞体験を増やしていく計画です。最近では、「イメージの眼」ではありますが、レンブラントの「実物」を見て感激しました。「画像」と比べて、「実物」を鑑賞した時は、「体験」としての「香り」が、体に染み付いてしばらく離れません。そういう体験があったので、できるだけ、「京都」へ出向いての美術館通いは継続させたい、と考えています。そして、その「体験の意味」を、彦坂尚嘉さんの著作を通して、再検証してみる予定です。
by NO NAME (2009-11-06 21:51) 

中野輝也

上記の、「NO NAME」は中野輝也です。記入漏れでした。申し訳ありません。
by 中野輝也 (2009-11-06 21:53) 

ヒコ

オオクラ様
 コメントありがとうございます。
 『アートの格付け』とかだけ見ていると、彦坂の言う事はいかがわしくてインチキに見えるのは分かりますが、私自身はオーソドックスな学習の上に立っています。
 ですので、美学者の谷川渥さんや、美術史家の富井玲子さんらは、「彦坂さんはオーソドックスですね!」とむしろ驚かれて、インチキであるとは言いません。
 谷川渥さんは東大美学の今道友信先生のお弟子さんですが、今道友信先生は同じ様な格付けをしていたと、私に話して下さいました。実は私自身は、学生の時に今道美学から大きな影響を受けていて、たいへんに尊敬している先生です。
 それからアートスタディーズで関わっている五十嵐太郎さんや、南泰裕さん、新堀学さんなどの東大建築系の人たちも、私をインチキとは非難しません。藤原えりみさんは、芸大芸術学科ですが、彼女も私をインチキとは非難しません。
by ヒコ (2009-11-07 20:47) 

丈

ローゼンバーグの図版ファイルは、よろしければ11日、水曜日にでも池袋の大学に持参します。
by (2009-11-08 22:57) 

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