エドガー・ケイシー／出口ナオの顔 [美人論]
エドガー・ケイシーというのは、心霊診断家と言われる人です。
1877年生まれで、1945年、つまり第２次世界大戦の終わった年に亡くなっています。
ユダヤ人で、今世紀前半に米国で活躍した催眠透視家です。
こうした超越者についての真偽を論じようとは、私は思いません。
私がやろうとしているのは、
彦坂尚嘉の《言語判定法》で、この人の顔を分析する事です。
普通の見ても分かるように、非常に特別な雰囲気の顔をしています。
こういう顔を美人と言うかどうかは、常識に反する事ですが、
ある美しさ、あるいは反-美人性はあります。
気持ちが悪い顔とも言えますが、
人間の顔の中でも、極めて特異な顔なのです。
エドガー・ケイシーの顔
《想像界》の眼で《超次元〜第４１次元》の《真性の人格》
《象徴界》が無い。
《現実界》が無い。
《想像界》の人格
気体／液体／固体／絶対零度の４様態を持たない。
《気晴らし人間》
《ローアート的人間》
シーニュでは無い。無文字人間。
『平気でうそをつく人』
《想像界》だけで、《象徴界》《現実界》がまったく無い人というのは、
幽霊のような人格の人と言えます。
気体／液体／固体／絶対零度の４様態が無い人なので、
それは何か？
強引に説明すれば、異次元の側だけの人と言えるかもしれません。
５次元の人なのかもしれません。
この様な特異な顔を持っている日本人というと、
出口ナオの顔を思い出します。
出口ナオというのは、大本教という戦前に大弾圧を受けた新興宗教
教祖です。金光教から出て来た人です。
出口ナオの顔
《想像界》の眼で《超次元〜第４１次元》の《真性の人格》
《象徴界》が無い。
《現実界》が無い。
《想像界》の人格
気体／液体／固体／絶対零度の４様態を持たない。
《気晴らし人間》
《ローアート的人間》
シーニュでは無い。無文字人間。
『平気でうそをつく人』
並べてみると、口元が良く似ていますし、
眼差しも、似ています。
独特の柔らかさというか、すべてを受容している様な雰囲気があります。
向こう側から来る何かを伝えている、そういう気持ちの悪さがあって、
こういう雰囲気が、霊能者の特徴かもしれません。
このような新興宗教の教祖や、心霊的教祖の顔が、
普通の人の段階とは、まったく違う顔をしているのは、
事実としてある事は確かなのです。
そのことは人間存在そのものの、
ありように対する反省を強いるところがあります。
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ニューヨークのクイーンズミュージアムで開催された「グローバル・コンセプチュアル展」のカタログ。この表紙に彦坂尚嘉の1971年の自宅での個展の案内状が使われています。頒布価格5000円。㈲気体分子ギャラリーでお買い上げの方には、著者サインと付録として関連印刷物を差し上げます。hiko@ja2.so-net.ne.jp
エドガーケイシーと出口ナオ！
真性の人格でありながら、平気でうそをつく人！？
こういう変わった新鮮な分析が見たくて私は彦坂様のブログを拝見しております。実に面白いです。ローマ法王や池田名誉会長との比較も出来れば！危険過ぎますか！
by らん (2009-10-07 12:23)
霊能者の顔の分析は興味深いです。
太古の意識をそのまま持っているというか、シャーマン特有の胡散臭さがありますね。
インドの神秘家ラーマクリシュナの顔です。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Ramakrishna.jpg
ここまでくると象徴界、現実界はおろか想像界すらないような感じがします。
しかしながらシャーマン特有の胡散臭さがなく真実の人のように見えます。
ラーマクリシュナの顔の特異性は昔から取り沙汰されていますが、やはり彼の体験した世界というか世界を超えた世界を反映しているように思えます。
by 白蓮 (2009-10-07 21:37)
らん様
平気でうそをつく人というのは、あくまでもスコット・ペック著『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』を背景にしているので、２重カッコが必要です。
彦坂尚嘉の私見では、《想像界》だけの人というのは、『平気でうそをつく人たち』なのです。つまり嘘を悪として抑制するためには、《象徴界》の精神が必要なのであって、これが無い人には、嘘が悪であると言う事が本質的に理解できないのです。
ローマ法王はやりましょう。
池田大作は、それほど写真がないですが、それでもやりたいですね。
by ヒコ (2009-10-08 11:52)
白蓮様
ラーマクリシュナの顔は、すごいですね。おっしゃるように、《想像界》も無いのですね。これは大変な事ですね。《真性の解脱》をしているように見えます。ひとつの究極に達しているのですね。
by ヒコ (2009-10-08 12:05)