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趣味の変化 [音楽の頂点]

最近ロックを、前ほどには聞かなくなってきて、
現代音楽が増えている。

一つはジェルジ・リゲティで、柏原孝昭さんからコピーをたくさんいただいたこともあって、はまってしまっている。

ギャラリーarteでご一緒した大木 裕之さんもリゲティが好きで、趣味が合ってしまった。

リゲティ作曲ピアノのためのエチュード/第13曲《悪魔の階段》


《想像界》の耳で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の耳で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》
《現実界》の耳で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アートの音楽》
《ハイアートの音楽》

シニフィアン(記号表現)の音楽。
【A級音楽】

しかし、この音楽は、
《シリアス・アート》と《ローアート》の同時表示や、
芸術と反芸術の同時表示、
さらにシニフィアンとシニフィエの同時表示はない。
もはや、一つ前の時代の音楽であって、
最先端の音ではないのです。
それでも、面白いものです。


こうした音楽と、
例えば、正反対のナパームデスの音楽と言うのは、
どういう関係にあるのでしょうか。





タグ:リゲティ
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コメント 3

Koshida

彦坂様
 いつも楽しみに読ませてもらっています。
 リゲティも好きですが、The Ligeti Project(BoxSet)とキューブリックの「2001年宇宙の旅」の映画の中でしか持っていませんでした。
この、「ピアノのためのエチュード/第13曲《悪魔の階段》」は単純に言ってしまえば、ピアノが早いテンポで交錯しながら音階が少しずつスキップするように上昇することが反復されている訳ですが、この上昇感はナパーム・デスのギターリフに近い感じがあると思いました。

 「あれっ」と思って、この二つのYouTube画像を同時に再生してみました。リゲティの方をボリュームをかなり小さめにしてみると面白いです。
 どうしてもギターのディストーションサウンドがつぶれてしまって、よりピアノの音の方がクリアにきこえるのですが、そのピアノの音に乗る吠えているボーカルがとてもよく合っている(?)気がします。
ドラムスとピアノの音の詰まり方も良く似ている気がします。こうなるとディストーションのギターリフも一種の打楽器のように聞こえます。

 ただ、ナパームデスの音楽は表現としては直接的で、リゲティの方はなぜか反対に聞こえます。
 こんな変な風に感じるのは私だけかもしれません...。
不毛で邪道なリミックスだとは思うのですが...。
by Koshida (2009-09-07 23:04) 

白濱雅也

リゲティのこの曲はすごいですね。ちょっと胸が高鳴りました。
by 白濱雅也 (2009-09-07 23:35) 

ヒコ

koshida様
興味深いコメントありがとうございます。

白濱雅也様
興味を持って下さって、良かったです。
by ヒコ (2009-09-08 00:29) 

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