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日当りの良い部屋/斎藤ちさとさんのM7での展示 [気体分子ギャラリー]



斎藤ちさとさんのM7での展示

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 斎藤ちさとさんの気体分子での展示を、矢野まきさんの展示スペースであるM7でやっています。きれいな空間と、矢野まきさんの感性が、ほしかったというのが、彦坂の意図でした。矢野まきさんの感性というのは、彦坂尚嘉が持っていないものなのです。それと前回の伊東直昭さんとは違う場所で開催したかったというのがあります。

http://yanomaki.jp/MAQUIARTO/E/M7.html#../images/artists/chisatoSAITO/Chisato_SAITO_1105_9920.jpg

 

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M7は、「深川いっぷく」ゆ「深川ラボ」のある、東京都現代美術館への道沿いにあります。この東京都現代美術館の存在と言うのが、やはり大きな意味を、集客という意味で持っています。ここには最近赤々社という写真出版の画廊も出来ました。「深川いっぷく」「深川ラボ」そしてM7、さらに気体分子ギャラリーという4者の組み合わせが、アーキテクチャーとしての有る方向を持ちえれば面白いだろうとは思うのです。しかし、気気体分子ギャラリーそのものは、この様な場所性からも、浮遊したいとは思っています。


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3決して広いスペースではありませんが、ビルの7界にあって、明るいペントハウスと言うような、ビル最上階の広がりがあります。矢野まきさんは、ロンドンのササビーズに留学をしていた方で、玉田俊雄さんのタマダプロジェクトにも勤めておられました。先日はシャネルのモバイルアートの時に、広報の仕事もしておられました。そう言う経験からも視野が違うのです。矢野さんを、買いかぶるつもりはありませんが、しかし彦坂尚嘉とは違う頭脳を持っている事が、刺激になる人です。

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4この展示で、注目すべきなのは、斎藤ちさと作品のクオリティの高さと、もう一つは額縁の、作家解説と作品解説をつけた窓のある事です。額のこの作りに、実は想像以上の手間がかかって、やり直しを三回するはめになりました。それで感じたのは、これほどに大変なのなら、スタイルに也うるという事です。他人がそう簡単にはマネが出来ないからです。この苦労も、普通なら彦坂尚嘉は途中で挫折しているのですが、矢野まきさんと斎藤ちさとさんという他者がいるので、踏ん張ったのです。一つの敷居を超えたという思いがあります。それは額縁を装置としてみる見方です。


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