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レディ・ガガとマドンナ [美人論]

忙しくて書けていないのですが、
レディ・ガガとマドンナの比較を書こうとしています。

レディ・ガガが《23次元 萌え領域》なのに対して、
マドンナのエロチカからは、《第1次元 社会的理性領域》です。

2人ともシュミレーショニズムのミージッシャンですが、
【YouTube画像】だけでも見て下さい。

レディ・ガガのトップの画像は、貼付け禁止の画像の海賊版ですので、
乱れがありますが、ご容赦ください。
レディ・ガガは、流行りですが、たいした事は無いので、頭だけ見て下さい。

マドンナのエロチカの画像は、2つとも大変にすぐれています。
ライブは、長いですが、見事なものです。










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上戸彩(《非-実体性》を加筆1) [美人論]


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上戸彩は1985年、東京生まれの、女優、歌手です。

母親が沖縄県石垣島出身で、祖母が琉球民謡の歌手でしたから、
隔世遺伝で、
祖母の血が出現しているように見えます。

母親が、「全日本国民的美少女コンテスト」に応募を出している事や、
陰のマネージャーをしている事から、
典型的な、母娘癒着型のタレントです。

「全日本国民的美少女コンテスト」では、歴代の美少女の中では、
異質な顔立ちをしています。

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上戸彩が、やや異質な顔立ちをしていることが一番分かりやすいのは、
左右の目の大きさが違う事です。
こういうことから、上戸彩には美容整形の噂が、ほとんど無くて、
整形をしていない自然の美人ととらえられているようです。

しかし《美》というものを、人を引きつける力として考えると、
実は自然性は、人を引きつけるものではなくて、
デフォメルされた、ある種の異様さが人間を魅了し、引きつけるのです。

このことをギリシア彫刻史の中で、自然主義リアリズムへの到達が、
凡庸なものとして飽きられ、デフォルメに移行していくことを指摘して
いるBBCの美術番組があります。
How Art Made The World/芸術の罠 このシリーズの第1回目 人物像の誕生)

そういう文脈で見ると、上戸彩の顔もまた、
ある種のアンバランスがあって
この異化効果が生み出している魅力だと言えるかもしれません。

上に掲載した「全日本国民的美少女コンテスト」の中では、
小田茜が《第1次元 社会的理性領域》の美人で、後は
《3次元・コミュニケーション領域》の美人と、
《第6次元 自然領域》の美人です。

この中で上戸彩だけが、
実は《3次元・コミュニケーション領域》と《第1次元 社会的理性領域》という2領域のミックスチャー美人なのです。

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上戸彩は、2001年に出演した『3年B組金八先生』(TBS)第6シリーズで、
性同一性障害という問題を抱えた中学生を演じて、
一躍有名になります。

ここでも男と女がミックスした性同一性障害という、
デフォルメされたイメージが、
人々を魅了したのです。

このことは、情報化社会の特性ともいえるもので、
伝統的な男女の区分が解体されて、
性そのものが、子供を作ると言う生殖性を喪失し、
多形倒錯化したものとして、社会の表面をおおうという傾向の一端を、
上戸彩は体現して見せたのです。

つまり性においても、デフォルメされたものが、
人間を魅了するのです。

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《想像界》の眼で《第3次元〜第41次元》の《真性の美人》
《象徴界》の眼で《第1次元 社会的理性領域》の《真性の美人》
《現実界》の眼で《第3次元〜第41次元》の《真性の美人》

《現実界》の人格
気体人間
《シリアス人間》《ローアート的人間》

シニフィエ(記号内容)的人間。
『真実の人』

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詳しく芸術分析を、《言語判定法》を使ってしてみると、
《3次元・コミュニケーション領域》〜《第41次元・崇高領域》を、
《想像界》と《現実界》で持っているという、重層的な人格をしています。

しかも《象徴界》は、《第1次元 社会的理性領域》だけをもっているという、
特異な人格を、上戸彩はしています。

《第1次元 社会的理性領域》だけというのは、
渋谷陽一の言った産業ロックの構造で、
《第1次元 社会的理性領域》だけのロックは、非常に売れるのです。
そう言う意味で、《象徴界》が《第1次元 社会的理性領域》で、
産業化している上戸彩は、社会的に成功しているのは当然なのです。

しかも《想像界》《現実界》では、
《超次元》から《第41次元》までの多様性を持っている。
なんと素晴らしい才能でしょうか!
感心します。

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もうひとつ上戸彩という美人で特徴的なのは、
《現実界》だけの人格であるということです。

《現実界》だけの人格が、実は増えて来ているように思えるのですが、
彦坂尚嘉の理論では、子供は《想像界》であって、
文字を覚え、高度の文学や哲学書を学び、社会ルールとしてのモラルを
習得することで、人間は《象徴界》を獲得するはずなのです。
そして最後に、こうした文字の知識を否定したり、
あるいは科学的思考を学んだりして、《現実界》の精神が生まれるはずなのです。
しかしこうした図式は、あくまでも想定であって、
現実を観察する必要があります。
現実は、どうも違うのです。

上戸彩の子供時代の写真を分析してみようと思います。

以下の写真の出典:整形していない芸能人の証拠画像

上戸彩は、かなり早い幼い時から、《現実界》だけの眼を持っている子供なのです。

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幼い上戸彩

《想像界》の眼で《第6次元 自然領域》のデザイン的子供
《象徴界》の眼で《第6次元 自然領域》のデザイン的子供
《現実界》の眼で《第6次元 自然領域》のデザイン的子供

《現実界》の人格
絶対零度の人間


何故に、上戸彩は、かなり早い幼い時から、《現実界》だけの眼を持っている子供なのでしょうか? 上に掲載した写真は、心持ち憂鬱で、陰があります。

その理由は分かりませんが、家庭環境には、少しですが不自然さがあります。
上戸彩は、3人兄妹の末っ子でしたが、2歳年上と16歳年上のがいるのです。
2歳上の兄がいるのは自然ですが、16歳上の兄というのは,不自然です。この兄弟関係と、それにまつわる父母関係が、もしかすると、上戸彩の表情に陰を与えただけでなくて、《現実界》だけの人格性を付与したのかもしれません。

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この幼い上戸彩は、子供ですから自然領域の《第6次元》性を示しているのは、当然なのです。

この幼い時が、人格がデザイン的であるというのは、つまり自然であったということです。
自然は、デザインなのです。

それは「神が自然をデザインした」という言い方にも現れています。

「自然はデザインである」というのは、常識には反しているかもしれませんが、例えば、我々の目をとってみても、網膜、角膜、水晶体など、非常に高度な、少なくとも人間には創造することができそうにないほどの、機能を有する器官があります。

デイヴィッド・ヒュームという18世紀おスコットランドの経験論的な哲学者は、高度な世界を設計しデザインした高位の知性があり、それが神だという議論を問題にしました。

それは、家を設計しデザインした人がいるように、複雑で精密な自然世界を設計し、デザインしたのは神であると言う論理の吟味なのでした。

こういう自然神学的証明というものが正しいかはともかくとして、自然はデザインであり、そして家を設計する事もまたデザインであって、それは同じようにデザインと呼ぶ考えはあるのです。そして子供は、自然であり、自然であるが故に神のデザインであると、彦坂尚嘉も考えています。

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小学生時代の上戸彩

《想像界》の眼で《3次元・コミュニケーション領域》のデザイン的子供
《象徴界》の眼で《3次元・コミュニケーション領域》のデザイン的子供
《現実界》の眼で《3次元・コミュニケーション領域》のデザイン的子供

《現実界》の人格
固体人間

人格が成長して《3次元・コミュニケーション領域》に展開しています。
絶対零度という原始時代が終わって、固体人間=前近代人になっています。

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上戸彩の小学生時代

《想像界》の眼で《3次元〜第6次元》のデザイン的子供
《象徴界》の眼で《3次元〜第6次元》のデザイン的子供
《現実界》の眼で《3次元〜第6次元》のデザイン的子供

《現実界》の人格
気体人間
《シリアス人間》《ローアート的人間》

シニフィエ(記号内容)的人間。
『真実の人』


さらに人格は成長して、《3次元〜第6次元》という重層的な構造になっています。
気体人間=情報化時代の人間に飛躍しています。

上戸彩高校時代01.jpg

上戸彩の高校時代

《想像界》の眼で《3次元〜16次元》の《真性の美人》
《象徴界》の眼で《16次元〜3次元》の《真性の美人》
《現実界》の眼で《3次元〜16次元》の《真性の美人》

《現実界》の人格
気体人間
《シリアス人間》《ローアート的人間》

シニフィエ(記号内容)的人間。
『真実の人』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

小さい時から、《現実界》だけの眼をもつ子供であったのが、上戸彩だったのですが、高校時代になると、《第16次元》という崩壊領域にまで、人格の重層性を増加させています。なぜ、崩壊領域までに人格を拡張させえたのか? 高校生で、ここまでに人格的に成長するというのが、特別なことなのか、どうかは、私には観察例が少なくて判断は出来ませんが、たぶん、めずらしい例だろうと思います。何かの事情で、《第16次元 崩壊領域》を獲得しているのでしょうが、その理由は、分かりません。


しかも。高校生の時点で、デザイン的な、つまり自然的な人格を脱して、
私性を持った《真性の美人》になっています。
つまり自然的な人格を卒業して、私的な自我を、
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界にわたって確立している早熟な少女であったのです。

しかし、この高校生では、
《第3次元》から《第16次元》までであって、
現在のような《第41次元》にまで至重層的な人格は形成されていませんし、
そして《象徴界》の人格も《第1次元 社会的理性領域》性になっていません。

その後,すでに述べたように、《第41次元》にまでの重層性を持つ美人になるのです。《第41次元》というのは、戦争や処刑といった領域です。こういう地獄領域までに人格を拡張させ得た理由も、興味深いものです。

以上見て来たように、上戸彩は、急速な人格的な成長があった女性なのです。
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上戸彩に見られるように、人間の人格は、成長し、多重化して行けるものなのです。決して単なる自然に過ぎない《第6次元 自然領域》に止まることが、身の丈の人生として素晴らしいのではありません。

《第6次元 自然領域》を超えて、より高次で、多層的な人格を形成して行く事が、生きる事の目的なのです。
高度な、成熟した人格に向けて成長して行く事が人生の目的であり、善なのです。

子供のままの《第6次元 自然領域》に止まり、身の丈に満足することは、原始に止まる事であり。成長の努力を放棄する怠惰であって、それは人生の意味を冒涜する悪なのです。

高度で、重層的な人格を形成して行くとき、芸術は、深い姿を現します。

人格を成長させるというのは、文明のリテラシーを認めて、自分自身を疎外し、抑圧して、苦痛に耐えて行く事なのです。この苦痛と空虚を癒し、慰めてくれるものとして、《超1流》/《41流》の芸術が立ち現れます。それは、かけがえのない、決して繰り返さない存在である私性そのものの姿を、神を超える高貴さと、痛々しさとして表現し、他者への出会いを生み出すものであるのです。

私性こそ,神と格闘し、神をねじ伏せ、死ぬものとしての自らを、はかない瞬間の輝きとして獲得する証しなのです。芸術とは私性において、神=自然というデザイナーを超えることなのです。

上戸彩に見られるように,情報化社会のタレントと、その表現は、《第7次元》〜《第41次元》という倒錯領域を含むものであって、それは人類史上、今までに無い総合性と重層性を持つものなのです。

この多様性と重層性を獲得した人格と、その歌を聞いて下さい。それは伝統的なポップスを超えて、倒錯し欺瞞を生きるしか無い人間の錯誤に満ちて輝く真実を示します。

たかがしれたポップスのように聴こえながら、《非-実体性》を持ち、それは《真性の芸術》であるのです。近代の《大文字の芸術》は終わったのですが、情報化社会では、まったく構造を変えて、《ハイアート》と《ローアート》の区別を超える《真性の芸術》の出現を、ここにも見ることが出来ます。
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タグ:上戸彩
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酒井法子の顔(校正1) [美人論]

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白濱雅也さんから、メーリングリストで、
次のようなメールをいただいた。


白濱です。

芸能ネタはあまり興味はないのですが、

酒井法子が実はやくざの家系であったこと、旦那含めて真如苑
や創価学会と
関係があること、密売組織との関係で政界への波及もありそう
だと聞くと、
事件の行方にちょっと興味がわきます。

事務所社長の最悪の事態というのはそういう意味だったのでし
ょうか
まあサスペンス劇場のような展開ですが。


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酒井法子の顔

《想像界》の眼で《第31次元〜1次元》の《真性の美人》
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント的人格
《現実界》の眼で《第31次元》の《真性の美人》

《想像界》の人格
気体人間
《気晴らし人間》《ローアート的人間》

シニフィエ(記号内容)的人間。
『平気でうそをつく人』


《第31次元》という犯罪領域の顔の美人さんです。
なかなか普通ではありませんね。

《第31次元》というのは《第1次元》の反転した倒錯領域です。

酒井法子も若い時には、普通の《第1次元》の《1流》美人さんだったのです。

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酒井法子の若い時の顔

《想像界》の眼で《1次元〜第6次元》の《真性の美人》
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント的人格
《現実界》の眼で《1次元〜第6次元》の《真性の美人》

《想像界》の人格
気体人間
《気晴らし人間》《ローアート的人間》

シニフィエ(記号内容)的人間。
『平気でうそをつく人』

若い時には、《第1次元》だったのに、
年をとって、反転しているのですね。
苦労があったのでしょうか。

興味があるのが、
《象徴界》の領域が、《第8次元 宗教領域》のデザイン的エンターテイメントの人格である事です。最近、何人か同じ様な人を見つけて来ていて、
《第8次元》でデザイン的エンターテイメント的人格というのは、何らかのことで《象徴界》の人格の問題があるのかもしれないという気がします。

つまりモラルの面で、何かあるのかもしれません。



タグ:酒井法子
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はんにゃ 金田哲 [美人論]

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はんにゃ というお笑いコンビのひとりである金田哲の顔は、
なかなかの印象的なものです。


《想像界》の眼で超1次元から41次元》の《真性の人格》
《象徴界》の眼で超1次元から41次元の《デザイン的人格》
《現実界》の眼で超1次元から41次元の《デザイン的人格》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ多層的な人格
絶対零度、固体、液体、気体の4様態をもつ重層的な人間
シリアス間》《ロウアート的人間》

シニフィアン/シニフィエの同時表示的人間。
『真実の人』

すべてを全部の次元性を持っている人格の芸人で、
こういう人が出てくるというのも、時代のなせる技なのでしょうか。

なぜに、こういう全領域的な人格が出現できるのか?
もしかすると時代の構造そのものが変わってきているのかもしれません。


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間寛平の顔 [美人論]


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間寛平さん、大西洋横断へ=ヨットで5300キロ航海

7月15日0時29分配信 時事通信

 【ニューヨーク14日時事】ヨットとマラソンで世界一周を目指している人気タレントの間寛平さん(59)が14日、米ニューヨーク・マンハッタンを出航し、フランス・ルアーブルに向かった。間さんは想定期間30日、約5350キロのヨットでの大西洋横断航海に挑む。
 間さんは「頑張ってくるわ。ヨットってこんなに楽しいというところを伝えたい」と話し、桟橋を後にした。
 2016年東京五輪の招致大使を務める間さんは昨年12月、五輪実現の願いを込めて大阪からマラソンで出発。千葉からヨットで太平洋を渡り、今月8日に約4カ月をかけたマラソンによる北米大陸横断を達成した。フランス到着後はユーラシア大陸を走破し、来年11月以降に大阪に帰還する予定だ。 
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アースマラソンに挑む間寛平の顔を面白いと思いました。
普通の意味で美人とは言わないでしょうが、懐かしい顔であることと、
そして、奇妙な空無さをもっていて引きつけられます。
ある種の白痴美人というか、
馬鹿美人というか、
日本人を引きつける骨董的なものがあります。

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《想像界》の眼で《第6次元》の《デザイン的人格》
《象徴界》の眼で《第6次元》の《デザイン的人格》
《現実界》の眼で《第6次元》の《デザイン的人格》

《現実界》の人格
固体人間
《シリアス人間》《ハイアート的人間》

シニフィアン(記号表現)的人間。
『真実の人』

何故にアースマラソンをやるのか?
いろいろな理由があるのだろうが、
彦坂尚嘉の顔面分析では、先ずは現実界の人で、
しかも固体人間という前近代的な人と言うのがある。
前近代的時代は、もともとは《象徴界》が支配した時代だが、
宮本武蔵のような《現実界》の人間もいた。
間寛平は、宮本武蔵のようなタイプであると言える。

しかもコメディアンでありながら《シリアス人間》で、
そして《ハイアート》的な人間。
つまり伝承的な価値観を超えようとする人間なのです。

なのに、何故にデザイン的な人格なのか?
デザイン的と言うのは、フロイトの言う《退化性》が無いと言う事。
この《退化性》というのは、もっと正確に言えば、その人格の成立の過程が、歴史的蓄積性を持っているかどうかと言う事。間寛平の場合には、そうした私的体験の蓄積が幼児から一貫して継続はしていなくて、キチンと成人になって、子供の時代との継続性は切って、去勢してしまっている。だからこそ、挑むのがアースマラソンというような、ある意味で私性を超えた公的な領域になったのだと思います。

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中村うさぎについて [美人論]

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中村うさぎの、整形美容の体験談の本を読んでいます。
真ん中くらいまで読み進んでいる段階です。

この本は、痛みのあるもので、読書として楽しいものではありません。

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興味があるのは、一つは身体変形の問題です。

動物はキリンが首を長くして進化し、象は鼻を長くして進化したように、
身体変形する事で、生物は進化して来たのです。

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人間は大脳皮質まで大きくすることによって、
身体変形の限界に達します。

その後は、身体を道具として身体の外部に出すことによって、
間接の進化の道を選んだのです。

攻撃力としての牙や、爪を外部に出して石器を作り出しました。

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石器を、弓に着けて飛ばして弓矢を作り出します。

石器は、青銅器に進化し、さらに鉄器になって日本刀のようになりました。
さらに弓矢は鉄砲に進化し、さらに機関銃になり、大砲になり、ミサイルに
進化したのです。

火薬も破壊の道具として、実は牙や爪を、身体の外に外化したものです。
それがダイナマイトになり、原爆や水爆になりました。

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こうして道具を進化させ、その道具を使いこなす事で、
人間は進化して来たのです。

ですから身体変形は放棄したはずなのですが、
現実には刺青や、男性器を切り落とす宦官、足を拘束して小さくする纏足、
金属の環を首にはめて首を長くすることなど、
人間は身体変形をしてきました。

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お歯黒や、ボディペインティングや、化粧も身体変形です。
服を着る事や、ファッションも身体変形です。

散髪や、髪結いも身体変形です。

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これら人間の身体変形は、
動物の場合と違って、遺伝子レベルでの身体変形ではなくて、
外科手術的な身体変形でした。

散髪だって、外科手術と言えば言えるしろものなのです。

つまり生物的な身体変形はやはり出来ないわけで、
外科的な身体変形の水準だけが、人間に許されているのです。

つまりは外科手術一般の中に吸収される面があるのです。

そう言う意味で、中村うさぎの美容整形も、
単なる医療の問題でしかないのです。

手術のもようが、写真で示されていて、
思わず、目をそらすほどの、おぞましさです。


医療問題だけとは言えないのは、
心理的な面や、社会的な面が強く出てくるからでしょう。あ

中村うさぎは、ブランド品に膨大なお金を使い、さらに1993年には、
豊胸手術をして、そのトップレスの写真を公開しています。

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さらにホストに入り上げたり、売春婦をしたりと、
その過激さは、無頼派の文学者の系譜を、
現代の情報化社会に展開したかの様な、壮絶さです。

整形やブランドあさり、そして売春婦それ自身はありふれたものですが、
これらを文章表現として展開する真摯さは、
《第41次元》の文学者の活動として畏怖を持たざるを得ないものです。

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さてその結果、彼女は《第3次元》の美人に変貌したのですが、
これをキチンと芸術分析をしてみようと言うのです。


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寺川綾 [美人論]

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2009年4月に行われた日本選手権では、
寺川綾は,100m背泳ぎで59秒67と初めて1分を切り、
7年ぶり2度目の優勝を果たした。
ローマで開かれる世界選手権の代表に選ばれた。

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想像界の目で、超次元〜第6次元の真性の美人。
象徴界の目で、第8次元の真性の美人。
現実界の目で、超次元〜第6次元の真性の美人。




タグ:寺川綾
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