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ソネットが遅い [日記]


ネット検索をすると、ソネットが遅いという記事がいくつもあります。
http://office13.blog.so-net.ne.jp/2009-10-21-1

ブログとしては、ひとつは皇居美術館というブログを立ち上げる必要があるのと、
もうひとつは、気体分子ギャラリーの専用ブログが欲しい状態になって来ています。

そこで、この『彦坂尚嘉の《第41次元アート》』というブログを終わりにして、
『彦坂尚嘉の気体分子ギャラリー』というブログを

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香典 [日記]

最新ツイート:明日は針生一郎先生の葬式。多摩美術大学で実際には教わってはいませんが、一応恩師の中に入るでしょう。長いおつきあいであるのは確かですが、憂鬱な気分になっています。香典を持って行くのが嫌なのです。金が無い貧しさもありますが、針生一郎さんに書いてもらってもいない。香典無しで行くか!
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ひと落ち着き? [日記]

今日、『空想 皇居美術館』が一般発売になります。
書店で立ち見して下さい。

値段を下げるので苦労した本です。
お買い得と思いますので、できれば購入をお願いしたく思います。

天皇制改正や、憲法改正が必要な時代になって来ています。
この本が重版になると、事件になって、日本社会がほんの少し変化し
始めるはずです。
どうぞよろしくお願いいたします。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今日といっても、昨日ですが、
マキイマサルファインアーツでの、
山本藍子さんの個展の飾り付けに立ち会って来ました。

このブログ、出掛けにアップしたつもりが、
出来ていませんでした。
残念!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

昨日弟の葬儀も終わって、こちらも一区切りになりました。
弟というのは、重度の脳性麻痺の障害者で、
浜松の施設に35年間いました。
この弟の存在は、私には極めて大きくて、
何度も号泣しています。
55歳で亡くなった事は、私には大きな出来事となっています。

弟が亡くなっても、
私は、まだ少しは生きなければなりませんが、
それはやはり美術家としての人生でありましょう。

情報化社会の時代の美術家として、
やれる事、やり残した事をやって行くつもりです。

それは気体分子ギャラリーの活動と、
もうひとつ皇居美術館の活動の2つと、大きく重なって行くことです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『空想 皇居美術館』では、
現実の古美術の図版写真を収録できませんでした。

この図版のアップと、細かい記述の可能性を追いかけて行きたいと
思います。

そこで『皇居美術館』という記事を
このブログの中で積極的に書いて行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


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弟の死(2) [日記]

弟が、55歳で急死したので、浜松へ、2度往復していて、
さすがに忙しいです。

金曜は電話で、すぐにパーティ会場から最終の新幹線で行って、
一泊して、

昨日は写真撮影がタマダプロジェクトと、山本藍子さんの家で両方でやって、
また今朝浜松に行って、
シンポジウムがあるのでタマダプロジェクトに帰って来て、
やりました。

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弟の死 [日記]

ブロガーとしては、
この所、穴が開いているのは、誠に不本意で、反省しています。
どこでもインタネットに書けるように、対策を考えないとマズいですね。

昨日は、朝8時30分に出て立教大学大学院で、3コマ連続講義。
一コマが1時間30分なので、全部で270分、つまり4時間30分の授業。

授業を覗きに北村バンビさんと、貝塚歩さんが来てくれて、
授業は面白かったです。

1時間目のアートマネージメントの授業では、
ちょっと欲張り過ぎで、反省しました。
全人類の歴史の中で、美術がどのように変貌したか?
をやったのですが、ここで止めておけ良かった。

それと重ね合わせて、全人類史の中で、「大衆」の歴史を反省してみると、
実は「大衆」は《近代》特有の現象であって、
今日の情報化社会では、実は「大衆」は解体されようとしているのではないか?

つまり一億総中流の時代は終わって、上流と下流に解体されて来ているという事。
労働においても、終身雇用制、年功序列制が解体されて、
高給をとる管理者と、薄給の派遣労働者という状態になってきて、
かつてのような「大衆」は解体されて行くように見えます。

こうした大衆の変貌の歴史と、美術の変貌の歴史を重ねて見えるようにする試みを
したのですが、少しむずかしすぎた様でした。


2時間目は静止画の授業で、リチャード・アヴェドンを題材にした、
写真の話。篠山紀信と荒木経惟の比較がその中心でした。
篠山紀信が《第1次元 社会的理性領域》で、荒木経惟が《第8次元 宗教領域》という事なのですが、それ以上に問題なのは、篠山紀信の作品には鑑賞構造があるのですが、荒木経惟の作品には鑑賞構造が無いという話から、芸術の鑑賞構造の話でした。

3次元目は動画の授業。これは今村昌平をやりました。「豚と軍艦」と「日本昆虫記」の冒頭の部分の画像に見られる《原映画》性の話を核に、多様な話をしています。

授業が終わって、この後が、新任教授の歓迎会でした。

この4月に、文芸・思想専修に内山節氏、阿部賢一氏、片上平二郎氏の3先生をお迎えしましたということでの、歓迎会でした。


内山 節(うちやま たかし、男性、1950年-)は哲学者。立教大学大学院教授、特定非営利活動法人森づくりフォーラム代表理事など。存在論、労働論、自然哲学、時間論において独自の思想を展開する。東京都世田谷区出身。最終学歴は東京都立新宿高等学校卒業。高校卒業後、大学などの高等教育機関を経ることなく、書籍などで自らの思想を発表しながら活動する哲学する人で知られている。長らく大学などの研究職についていなかったが、2004年から立教大学の特別任用教員としても活動している。1970年代から現在でも、東京と群馬県上野村との往復生活を続けている。上野村では畑を耕し、森を歩きながら暮らしている。(情報出典:http://spysee.jp/内山節/44366/)


日時:5月14日(金)19時〜21時

場所:八吉(やきち)池袋西口店

東京都豊島区西池袋1-10-1 ISOビル5F 03-5960-2388 (メトロポリタンプラザと通りを隔てた向かいのビルの一つです)


 





うち、阿部賢一先生、片上先生は比較文明学専攻にもかかわられます。そこで、文芸・思想専修と比較文明学専攻の共催により、新任教員歓迎会を催したいと思います。

場所は、



〈つづく〉

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オープニング [日記]

今日は、『空想 皇居美術館』出版記念展の
オープニングです。

準備は、何とか駆け込んでいますが、
それでも、まだやらなければならない事が、
たくさんあります。

本の正式発売は、5月20日ですので、
書店で立ち見していただければと思いますが、
面白い本です。

画像も面白いし、
文章も面白いです。

2001年から、10年かけて作った本ですので、
それなりの思いはあります。
今日、ようやく、出来上がりを目にする事になります。

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入校完了/表紙決定 [日記]

表紙/空想皇居美術館.jpg



表紙が決まりました。
川名潤さんの傑作のデザインです。

川名潤さんからのメールです。

みなさま


おせわさまです。

おかげさまですべて入稿・校了いたしました。


カバー画像の最終版表1JPEGをお送りいたします。

右のほうに背の黒い文字がはみ出ていますが、こういう仕様です。



パブリシティなどにご使用ください。


川名潤


川名潤さんは、今売れっ子のエディトリアルデザイナー


e-1.jpg

 


● 川名潤(かわなじゅん)
1976年生まれ。エディトリアル・デザイナー。多摩美術大学 美術学部グラフィックデザイン専攻卒。『GROOVE』(リットーミュージック)、『
サイゾー』(インフォバーン)のデザイナーを経た後、関西に拠点を移し、『L magazine』、(京阪神エルマガジン社)でADを担当。その後東京に戻り、現在プリグラフィックス所属。朝日新聞社のオピニオン誌『論座』のADをはじめ、雑誌、書籍、パンフレットなど紙媒体全般のデザインを中心に活動。


アマゾンなどですと、帯はとられてしまいますので、
下記も見て下さい。
川名潤さんのメールにもあるように、背文字が、表紙の表にまで、
あふれているデザインです。

表紙/空想皇居美術館2.jpg
彦坂尚嘉責任による芸術分析
 
《想像界》の眼で《第41次元〜超次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《超次元〜第41次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第41次元〜超次元》のデザイン的エンターテイメント
 
 
《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現
 
 
《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》である。《ローアート》は無い。

シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示

理性脳と原始脳の同時表示

《原始画面》『『ペンキ絵』【B級美術】

《原表紙》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、《無芸術》
《世間体のアート》、《帝国》の全てがある。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 川名潤様

高橋伸児様



On 2010/04/26, at 19:38, TAKAHASHI wrote:

いま印刷所にすべてを渡してきました。

最後はかなり過酷なスケジュールで大変だったと思いますが(僕も今回ばかりは疲れました…)、

ご協力、ありがとうございました。


ご苦労様でした。

さすがに、大変でしたね。

2色、4色、1色刷りと3回入校作業は、

次第に過酷になって

これほど凄い入校作業になるとは、思いませんでした。


高橋伸児さんと、川名潤さんの頑張りの凄さに、

感銘を受けました。

本当にありがとうございました。


4色の入校は、新堀学さんが頑張って下さって、

たいへんに良くなって、

私の2色の29点の画像との対比的な組み合わせが素晴らしくて、

本の売上に良い影響を与えると思います。


本が出来上がってくると、

五十嵐太郎さんのプロデユースの凄さが、

際立ってくる多様性と、組み合わせの妙が発揮されました。

執筆者だけで20人くらいの大人数で、

しかも建築と美術、そして思想の要素が重層されて、

素晴らしい本になりました。


しかし

最後の1色の入校が大変になったのは、

執筆者の多さと、書き込みでした。

私の書き込みもひどかったですが、

止めを刺したのが宮台さんの書き込みで、

ページが10ページオーバーして、入らなくなりました。

昨晩の日曜日の11時に印刷屋に電話して、

高橋さんがページを増やしました。


高橋さんも川名さんも、印刷屋が日曜日の夜の11時に電話をとって、

しかもOKを出した事に感動していましたが、

私のお二人の感動の言葉を聞いて、まったく凄い展開だと思いました。


まあ、大変でしたが、

こういう押し詰まらないと出来ない本であると、

改めて思う内容でした。


たいへんな奇書になったと思います。

どうもご苦労様でした。


展覧会のご準備で慌ただしいかもしれませんが、

ぜひ「打ち上げ」をやりましょう。


高橋さん、川名さんのご都合の良い時に、ぜひ、打ち上げをしましょう。


彦坂さま

川名さんのアイデアで、目次の余白に、最初の雲のようなスケッチがどんと入っています。


それはありがとうございます。

完成される本を見るのが、楽しみです。




彦坂尚嘉



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ツイッター/多忙さ [日記]

眠いです。

今、川名潤さんというデザイナーさんの原宿

にある事務所に詰

めています。

朝10時に朝日新聞出版の編集者と、

建築家の新堀学さんと待合わせて、

打ち合せて,皇居美術館という本を出す

最期の追込みをやっています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
昨日は、朝の10時から夜の11時過ぎまで、
川名潤さんの事務所で、2色刷頁の入校作業を、
朝日新聞出版の高橋伸児さんとした。

今日は私は立教大学なので、
新堀学さんが4色刷の頁の入校作業を、
高橋伸児さんとする予定です。

本を外から見る側には分からない膨大な作業が、
作る側にはあります。
本と言っても、文字だけでなくて、
ビジュアルの画像ページが多い本なので、
装丁と編集デザイナーである川名潤さんの仕事量が多くて、
彼の事務所で、突貫制作となったのでした。

コンピューターが入る事で、
仕事量はかえって増えます。
川名さんの事務所で働いている人も、
家には帰っていないのではないか?
眠っていないのではないのか?
と思わせる過剰労働です。
それは何も出版デザインにかぎらず、
日本の多くの職場の忙しさだと思います。


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お花見 [日記]

花見①.JPG.jpeg

締め切りも間に合わない忙しいのに、
今日はこれから、お花見です。



お花見は、もともとは嫌いで、見なかったのですが、
中年になってからするようになりました。

若い時は自然が大嫌いで、
今も好きではないのですが、
それでも、そういう好き嫌いを抑制するようになったと言えます。

400t_RIMG20770~WM.jpg

鎌倉の源氏山公園に、遅まきながら行きます。
すでに夜桜は、鎌倉山の桜をドライブでは見ています。

kama44.JPG.jpeg

ソメイヨシノを愛でるという文化は、
日本的な《第1次元 社会的理性領域》的な文化で、
しかも《非-実体性》のある鑑賞花で、その美意識は優れています。

pkuzuharagaokasakura.jpg

日本庭園とか、花見に見られる日本の自然鑑賞の美意識というのは、
あくまでも《一流》性に基盤を置く《非-実体》主義のものであって、
単なる《第6次元 自然領域》讃歌の野蛮主義とか、身の丈主義、
さらには癒し系とは、実は鑑賞構造の次元が違うのです。

120789366200.jpg

高級文化を、《第6次元 自然領域》に還元していくバサラは、
喜劇の根底を作っていて、私は喜劇が大好きなので、
そういう意味では、《第6次元 自然領域》を嫌いなのではないのです。
しかし、そういうものと、花見を成立させている文化の基本は
違うと言えます。
つまり花見そのものは《第1次元 社会的理性領域》のものですが、
しかし花見で、酒を飲んで騒ぐというのは、実はバサラ化したものです。
《第6次元 自然領域》から《第1次元 社会的理性領域》へ、
そして《第1次元 社会的理性領域》から《第6次元 自然領域》へ、
文化の基本は、この自然と文明の往還運動で成立しているのです。

DSC00047.JPG.jpeg

そこには抑圧と、解放という心理的なシステムが連動しています。
つまり自然を抑圧して文明が出来上がり、
文明の内部で、その《一流》の文明を、再度自然に還元する事で、
バサラ的な喜びを、解放として味わうのです。

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安いですが6点売れました。 [日記]

お客さんの人数は、多くて、初日のVIP日で7、700人。
一般公開初日で12000人ですので、
アートフェア東京2010の全部では4万人は超えそうです。

今、銀座の貸し画廊で一週間で100名くらいということも、
普通にあって、
INAXのような集客性のあるところでも一週間で1000人くらい
と思われますので、4日で4万人は、さすがに大きい数字です。

私の作品も、安いものですが6点売れて、
出品料の足しにはなりませんが、それでも良かったと思っています。

買って下さった方々、
そして見に来て下さった方々に深く感謝いたします。

それと社交場としてもやはり優れています。
多くの人が来られるので、久しぶりにお目にかかってお話できるのは
良い事です。

今日はこれからライブドローイングですが、
どうなりますでしょうか。

そして搬出です。



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