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2010-05-13

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彦坂尚嘉責任による芸術分析

 

《想像界》の眼で《第50次元〜41次元》《第》


の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元〜第41次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元〜超次元》の《真性の芸術》

 

 

《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

 

 

《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示
理性脳と原始脳の同時表示
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】
《原芸術》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、《無芸術》
《世間体のアート》の全てがある。

 


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八大山人という中国の画家がいます。

中国美術というのは、非常に高い評価が世界的にもあって、
私も大きな影響を受けて来ました。

例えば、青銅器とか、陶磁器は、ほんとうに素晴らしいものがあります。
書も、凄いものです。

絵画もすぐれているという評価がありますが、
私が見て来た、そこそこの体験と知識では、
《第1次元》《1流》のものが多くて、それほどでもないのです。

私自身は宋や元の画院の絵である院体画に影響を受ける系譜を
生きてきています。

ですから宋や、元の院体画は尊敬していますが、
明や、清になると、かなりつまらなく見えます。

その中で、明末期から清の画家、八大山人は、
面白いし、《超1流》で、画格も高いのです。

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風景画も良いですが、ここでは掲載しないでおきます。

この画家の面白さは、この人の人生の流れ、それも明朝の崩壊と
密接に結びついて語られていますが、
それが間違いとは思いませんが、
何よりも重要なのは八大山人が、たいへんに能力のある人であった
ことです。

それが社会とうまく折り合えずに、屈折していくことが、
絵画によって突出したものして現れています。

格付けをする時間が無いので、あとで加筆しておきます。


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アートフロントの作品 [制作]


今日はアートフロントギャラリーの藤本俊幸さんが、
3時に来る予定で、
それに間に合わせるために、
3月から制作して、
絵画作品4点が完成した所です。

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彦坂尚嘉 風神情報A.jpg

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彦坂尚嘉 風神情報B.jpg

アメリカ資本のホテルが大阪に建つという話を聞いて、
私がめずらしく売り込みをしてとった仕事です。
イギリスのデザイン会社の仕事で、《超次元》の固体の内装です。
日本でいうと新丸ビルをさらに豪華にした感じです。
作品としては2点をホテルに納品して、
後の2点はホテルに入れません。

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彦坂尚嘉 風神雷神図情報A


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彦坂尚嘉 風神雷神図情報B

つまり同じ絵を同時に2点づつ作ったのですが、
それはホテルの制約が嫌だからです。
ホテルに入れる作品というのは、
どうしても、おとなしい作品が要求されるのです。

つまりインテリアが要求される。
だから2点つくって、一方は保守的に、
もう一方はアグレッシブに制作をしました。

保守的な作品が悪くなったかと言うと、
私にはそうは見えませんでした。
保守的に描いても、良い作品は良いのです。

『アートの格付け』的には両方とも同じに制作しているし、
作品的には両方共に、私は気に入っています。

つまり《超次元》から《第41次元》まですべてあって、
さらに《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》
さらに、社会、原社会、そして帝国、原帝国と、重層化しています。

もっとも、こうしたことは複雑すぎて、なかなかブログでかけなかったのです。

違いは、片方が保守であると言うことです。

結果的には、アグレッシブなBの方が通りそうな雰囲気でした。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『空想 皇居美術館』への出版への過酷な作業が同時に進んでいたので、
私としては
かなりたいへんな作業量でした。

この作品は、最初のプラン段階からCGでつくって、
アメリカとイギリスの会社に、インターネット会議でのプレゼンテーション
をやるということから始まりました。
そういう意味で、制作がデジタル化した最初の作品で、思い出になるものです。



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