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山本育夫さんへの返信/他者とのコラボレーション(加筆写真追加) [空想皇居美術館]

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山本育夫氏
1948年山梨生。東京芸術大学卒業。山梨県立美術館で学芸活動と美術館教育の仕事に携わった後、フリーに。美術関係者のみならず参加者が自由な意見を交わしあうメーリングリスト「美術品 観察学会(aw-ml)」(会員千五百人)を主宰。編集者、詩人、特定非営利活動法人つなぐ(通称つなぐNPO)代表。
著書に、詩集『ボイスの印象』(吉本隆明・神山睦美による山本育夫論掲載)、造本 山本育夫詩集『NEW MAN』などがある。

山本育夫さんが本を、
アマゾンで予約して下さいました。

メーリングリストawに書いた私のメールです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

山本育夫様 


ありがとうございます。 
感謝です。感謝です! 

皇居美術館空想は、このメーリングリストが無かっ 
たら始まらなかった企画です。 
山本育夫さんが1000人を超す美術系の大きな 
メーリングリストを作って下さった 
から、その基盤があって、誕生した作品です。 
ですから山本育夫さんとのコラボレーション作品だ 
と思っています。 
10年かけて一冊にまとまったのは、感無量です。 

もともとメーリングリストというメディアを使った 
コンセプチュアルな夢のような作品という発想でし 
た。 

あの時に、このメーリングリストの書き込んで下 
さった方々のおかげで、 
作品が転がって行ったと思います。 
あの時のメールのやり取りすべてを収録する小冊子 
というのも企画してはいますが、 
発言者の同意をとるのがむずかしいと思うので、 
これは非合法の少部数地下出版作品で、夢の実現を 
考えます。 

合法的には、現実的にして、彦坂尚嘉だけの発言を 
順番に収録したawでの発言集を、 
生ドローイングを含んだ作品として少部数で作りた 
いと思っています。 


指定管理者制度が2003年にできて、これに対する危 
機意識も背景で、 
この『皇居美術館空想』は、《芸術憲法の制定》、 
さらには《情報天皇制》という 
提案までに増幅して行きます。 

近代個人主義を否定して他者に開いた形で作品をつ 
くることに、 
初期からこだわって来ていたので、 
この『空想 皇居美術館』も、五十嵐太郎、新堀学 
さんを含めて、 
実に多くの方々のご参加をいただいています。 

辛酸なめ子さんにも加わっていただいています。 

政治運動ではなくて、あくまでも「アートだから言 
える」という、 
美術作品としての主張ですので、 
生臭いものではありません。 

出版記念展にも、関連のペインティングーや彫刻が 
並びます。 

本そのものも、私のドローイングが29点も収録さ 
れ、 
他にも画像満載で、ある種の絵本であります。 

《美共闘》の彦坂尚嘉の、 
コンセプチュアルな美術作品として、 
この1冊を見ていただければと思います。 

皇居美術館、芸術憲法、情報天皇制という、 
アートの素材/主題としては拡大の極限を追求した 
作品です。 

関連の美術作品は、 
9月にはマキイマサルで個展での発表もしますので、 
どうぞよろしくお願いいたします。 

彦坂尚嘉 





> ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 
> ◆ 
> 構想十年をかけて、皇居美術館が本になりました。 
> 2001年にawという美術館学芸員の多いメーリングリス 
> トで提起して以来、 
> 五十嵐太郎のプロデュースを得て、建築家・新堀 
> 学、そして建築家・松田逹の協力を得て、 
> リノベーションスタディズ、リスボン建築トリエン 
> ナーレ、新宿オゾンでの展示とシンポジウムなどを 
> へて、本にまとまりました(本の目次は、このメー 
> ルの最後にあります) 。 
> 出版記念展を、タマダプロジェクトで行います。 
> そしてパーティも行います。 
> ■『空想 皇居美術館』(朝日新聞出版) 
>        出版記念パーティーのご案内 ■ 
> 彦坂尚嘉・五十嵐太郎・新堀学編著『空想 皇居美 
> 術館』が、 
> 朝日新聞出版より刊行されます。 
> 発売日が5月20日です。 
> A5版、総224頁(4色カラー16頁、2色カラー48頁)  
> 定価/2940円(税込み) 
> アマゾンで予約販売が始まっています。 
> ◎ パーティでの先行発売 
> パーティには、誰でもご参加いただけます(詳しく 
> は下記、担当:平まで)。 
> 5月20日の一般発売に先駆けて、5月10日に 
> パーティ参加者に 
> 100冊を先行してお渡しします。 
> 【特典サービス】著者3人のサイン入り本+付録/ 
> 彦坂尚嘉・皇居美術館空想手描きドローイング作品 
> (約A5サイズ、4種類の内のお好きな1枚) 
> が付きます。 
> パティー参加費用 6000円(書籍代、シンポジ 
> ウム代、飲食代込) 
>   「空想 皇居美術館」出版記念展覧会 
> 5月10日(月)〜16日(日) 
> 開催場所 :Temporary Contemporary at Tamada Projects (〒 
> 104-0052 東京都中央区月島1-14-7 旭倉庫2F) 
> 主 催 :朝日新聞出版 
> 共 催 :タマダプロジェクトコーポレーション 
> 出品作家:彦坂尚嘉、五十嵐太郎、新堀学、松田 
> 達 他 
> ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 
> ◆ 
> ◆ 
> 【 トークイベント1回目 】 
> 5月10日(月)18:00時よりレセプションパーティー 
> 19:00よりトークイベントを開催いたします。 
> トーク:都市論から皇居美術館の空想を考える 
> 若林幹夫(早稲田大学教育・総合科学学術院教授) 
> 萩原剛(竹中工務店設計部) 
> 五十嵐太郎(建築評論家、建築史家、東北大学教 
> 授) 
> 新堀学(建築家、NPO地域再創プログラム副理 
> 事) 
> 彦坂尚嘉(現代美術家、美術史批評、立教大学大学 
> 院特任教授) 
> ご参加ご希望の際は担当:平昌子masako@tmpress.jp まで 
> 5月8日(土)までご返信くださいますようお願い 
> 申し上げます。 
> ◆ 
> ◆ 
> ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 
> ◆ 
> 【 トークイベント2回目 】 
> 5月16日(日) 19:00 – 21:00 
> 平沢剛(映画研究。明治学院大学非常勤講師) 
> 山名善之(建築学者) 
> 新堀学(建築家、NPO地域再創プログラム副理 
> 事) 
> 彦坂尚嘉(現代美術家、美術史批評、立教大学大学 
> 院特任教授) 
> ご参加ご希望の際は担当:平昌子masako@tmpress.jp まで 
> 5月14日(金)までご返信くださいますようお願い 
> 申し上げます。 
> ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 
> ◆ 
> ◆ 
> 【新刊『空想・皇居美術館』(朝日新聞出版)の内 
> 容】 
> 【キャッチーな口上】 
> 内容は《平成の奇書》というものでです。 
> 辛酸なめ子をフチャーした禁断2色特色カラー印刷 
> の図版ページ、 
> 実写とCG,手描きドローイングの入り乱れる4色 
> カラー頁! 
> このカラー図版の対比が目眩を起こします。 
> タブーを打破する彦坂尚嘉の不敬罪的論考と、 
> 政治評論家・御厨貴や社会学者・宮台真司、 
> さらに右翼・鈴木邦男を交えた座談会という文章 
> ページが 
> 展開されてます。 
> 日本には大英博物館やルーブル美術館のような巨大 
> 美術館がない。 
> だったら、それを広大な敷地をもつ皇居に作れない 
> だろうか? 
> 展示する美術品は日本中の超一流作品を集める。 
> 法隆寺も鎌倉の大仏もみんな持ってきて展示してし 
> まおう――。 
> 【書籍紹介】 
> 皇居美術館というプロジェクトは、 
> 「芸術憲法」の制定という主張を合わせ持っていま 
> す。 
> しかし、それは政治運動ではなく、 
> あくまでコンセプチュアルな美術作品であり、 
> 建築作品です。 
> アートであり、アートでしかないから、ここまで言 
> えるという、 
> 空想の自由を追求した作品であります。 
> 閉塞し、失速し、崩壊して行く現代社会への、 
> アートと建築からの提言であるのです。 
> 皇居美術館。こんな奇想天外な「空想」をもとに、 
> 美術や建築の専門家、政治学者から右翼までが集 
> まって、どんな美術館を作るか、” 大真面目に” 
> 議論する前代未聞の美術・建築/思想書。 
> CAD による皇居美術館の設計図、エスキース、完成 
> イメージの3DCG から、収蔵予定作品の空想画像も掲 
> 載。 
> 皇居という空間がはらむVOID(空虚)という問題や 
> 東京という都市のイメージをめぐる論考など、美 
> 術、建築、思想、政治をまたぐ一冊です。 
> 朝日新聞出版 / 5月20日発売 2940円(税込み) 
> A5版 総頁224 
> (目次) 
> ・美術館の基本構想 彦坂尚嘉 
> ・皇居美術館 空想計画  外観・内観のCG 新堀学 
> ・皇居美術館所蔵作品 空想画集+彦坂尚嘉論文 
> ・辛酸なめ子「皇居美術館は、日本一安全なスポッ 
> トとなるでしょう」 
> ・大シンポジウム「皇居× 東京」(於;新宿オゾ 
> ン) 
> 御厨貴・原武史・鈴木邦男、南泰裕、彦坂尚嘉、五 
> 十嵐太郎、新堀学 
> ・五十嵐太郎「見えない抑圧を解き放つ皇居美術 
> 館」 
> ・藤森照信「皇居と想像力」 
> ・萩原剛「ランドスケープとしての皇居」 
> ・新堀学「選び取られた『ヴォイド』 
> ・鈴木隆史「第三の皇居美術館」 
> ・暮沢剛巳「美術館論─グローバリズムにおける 
> 『空虚』の可能性」 
> ・ 座談会「グローバリゼーションの中のアートは 
> どこへ向かうのか──天皇制・共同体・メディア」 
>  高岡健・宮台真司・彦坂尚嘉 
> 皇居美術館収蔵<超一流>の名品リスト 
> 著者略歴 
> ●彦坂尚嘉;1946 年生まれ、美術家、日本建築学会 
> 会員、立教大学大学院特任教授 
> ●五十嵐太郎;1967 年生まれ、建築評論家、建築史 
> 家、東北大学教授 
> ●新堀学:1964 年生まれ、建築家・新堀アトリエ主 
> 宰、NPO 地域再創生プログラム副理事長 
> Help URL   : http://help.egroups.co.jp/ 
> Group Owner: mailto:aw-ml-owner@egroups.co.jp 
> ・モバイル版Yahoo!グループ(ベータ版)にアクセ 
> ス。 
> ・旧Yahoo! eグループをご利用の方々は移行手続き 
> をお願いします。 
> ・Yahoo!グループのサービスはガイドラインに沿っ 
> てお使いください。 
> --- 
> なお、投稿者は本メールの送信者欄に表示されて 
> いる方です。 

彦坂尚嘉 
〒252-0813藤沢市亀井野3−23−11 
電話:0466-21-8898 
携帯090-1040-1445 

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