大森南朋の顔/麿赤兒/土方巽(校正加筆1) [美人論]
《想像界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン的エンターテイメント
《想像界》だけの表現
固体だけの表現
《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエ(記号内容)の表現
原始脳の表現
《原始平面》『ペンキ絵』【B級美術】
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《原芸術》、《芸術》、《反芸術》、《非芸術》、《無芸術》は無い。
《世間体のアート》だけがある。
上のイラストは、私の学生時代に登場したもので、
女優は浅丘ルリ子で、女優として旬でありました。
こうしたイラストで横尾忠則が成功したのは確かですが、
芸術分析的には、すぐれたものではないのです。
むしろすぐれていなかったから、大成功をしたのです。
《想像界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン顔
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン顔
《現実界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン顔
《想像界》だけの人格
固体だけの人格
《気晴らしアート的人物》
《ローアート的人物》
シニフィエ(記号内容)の人格
原始脳の人物
《原人格》、《人格》、《反人格》は無い。
《非人格》《無人格》《世間体人格》は有る。
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大阪万国博に向けて、日本中が未来主義になって舞い上がったいる時に、
横尾忠則は、反《近代》の固体美術=前近代美術と言う、
古いものを作ったのです。この後ろ向きさが受けたのです。
実はこういう成功のパターンは日本にはいくつもあって、
この時代に出てくる山田洋次の『男はつらいよ』(1969年)も
同様に後ろを向いた追憶の映画でありました。
《想像界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン
《現実界》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザイン
《想像界》だけの表現
固体だけの表現
《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエ(記号内容)の表現
原始脳の表現
《原始平面》『ペンキ絵』【B級美術】
《原芸術》、《芸術》、《反芸術》は無い。
《非芸術》《無芸術》《世間体アート》は有る。
杉本博司、石内都、やなぎみわ、遠藤利克という現代美術の
作家たちも、共通して固体美術であって、それ故にこそ、
受けるのです。
それは明治期の日本美術院の中で、唯一固体美術を展開した
下村観山が、良く売れたという事にまでさかのぼるものです。
現在もそうですが、多くの人は、芸術と骨董の区別がつかなくて、
鑑賞芸術というものは、固体美術という前近代の骨董性を持つもの
に、深い意味を見るのです。
ちなみに、芸術に歴史があるのではなくて、歴史が芸術であるとして、
骨董化こそが、芸術であると論じたのは中原佑介で、
これは1965年頃の荻窪画廊の『眼』という機関誌に書かれた
文章です。
じかし事実は、骨董は芸術ではないのです。
蒸気機関車が骨董になっても、蒸気機関車は芸術にはなりませんでした。
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大森南朋のお父さんの麿赤兒というのは、
何であったのか?
そのことを考える時に、ひとつは、土方巽というのは、
何であったのか?
という問いにぶつかります。
時間が無いのではしょりますが、
土方巽には、1971年に世田谷の等々力の暗黒舞踏派の道場に
私は訪ねて行って、話したことがあります。
さて、結論だけを言えば、少なくともデビューしたての土方巽の
舞踏は、気体化した舞踏で、圧倒的に、この時代としては
新しかったのです。
土方巽の気体化それに対して、麿赤兒は、冷たくて氷状態です。
それは絶対零度で、凍てついているのです。
《想像界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《真性の人格》
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《真性の人格》
《現実界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《真性の人格》
《現実界》だけの人格
絶対零度だけの人格
《シリアスアート的人物》
《ハイアート的人物》
シニフィアン(記号表現)の人格
原始脳の人物
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《原人格》《人格》《反人格》《非人格》《無人格》は有る。
《世間体人格》は無い。
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麿赤兒は、つまり文明の中の野蛮であって、
横尾忠則以上に、古く原始的なのです。
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麿赤兒には、大森南朋の他に、もう一人息子がいます。
映画監督の大森 立嗣(おおもり たつし)です。
《想像界》の眼で《第1次元〜第31次元》の《真性の人格》
《象徴界》の眼で《第1次元〜第31次元》の《真性の人格》
《現実界》の眼で《第1次元〜第31次元》の《真性の人格》
《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な人格
プラスマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な人格
《シリアスアート的人物》
《ハイアート的人物》
シニフィアン(記号表現)シニフィエ(記号内容)の同時人格
原始脳/理性脳の同時人格
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《原人格》《人格》《反人格》
《非人格》《無人格》《世間体人格》の全てが有る。
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大森南朋の顔は、彦坂尚嘉の《言語判定法》で見る限り、
素晴らしい理想的な現代の人格構造を示しています。
新しい人類の誕生と言って良い総合性を持っているのです。
こういう新しい日本人の誕生は、日本の新しい未来を切り開く
原動力になって行くでしょう。
日本の未来は、決して暗いだけのものでは無いのです。
若い人びとと一緒に、未来を切り開く必要があるのです。