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競り3/入札がありました(期限2月7日24時) [気体分子ギャラリー]

Hiina Tochihara 1.jpg

作品名:お尻のような椅子

入札金額:35,000円


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競り2/入札がありました(期限2月7日24時) [気体分子ギャラリー]


hiina tochihara.jpg

作品名:両性具有の椅子のある夜の風景

入札金額:31000


Hiina Tochihara 1.jpg

作品名:お尻のような椅子

入札金額:31000


昨日2件の入札がありました。

入札ありがとうございます。

入札は以下↓のアドレスからお願いします。

 

 


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彦坂尚嘉の2つのミス [アート論]

2つのミスをしていて、
その事を、橋本達哉さんにご指摘を受けています。

ミスをしたのは、事実です。
2つのミスの原因は、違いますが、
両方とも大きな原理上の問題を潜めていましたので、
すぐにはお答えができませんでした。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

一番目のミスは、
小泉純一郎の顔に関する判断が、2つ出た事です。

b_picのコピー.jpg

《想像界》の人格       《現実界》の人格

小泉純一郎の人相判断として、
私が、2つの違った判断を書いた不一致で、
そのことを橋本達哉さんから、ご指摘を受けたのです。

以前ブログ1のほうで、「小泉純一郎は現実界の人格」との表記があったのですが、「首相当時の小泉純一郎」ということですか? 
by 浮き舟 (2010-01-24 04:30)  

浮き舟

あと、ついでになってしまうのですが、芥川・太宰・三島の分析(顔だけでも)をぜひお聞かせ願いたいとおもいます。 
by 浮き舟 (2010-01-24 04:42)  

ご指摘を受けて、見直すと、確かに食い違っていました。

間違いを犯す危険性は、いつも意識していたし、
覚悟はしていましたが、
《言語判定法》の段階で間違えたのではなくて、
これは、選んだ写真で、人格が変わって見えるという実例の
最初の発見でも、ありました。

フロイトの精神分析が指摘しているように、
間違いというのは、実は単なるミスではなくて、
本質的な問題であり、構造を指し示しているのです。

とすると、このミスは、いかなる問題や、構造によって、
起きたのか?

ジャック・ラカンの理論ですと、
人間は《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもっています。
人間にとっての世界の在り方に3つあるのであって、その分類なのです。
一人の人間の中でくるくると入れ替わって行くというのです。

これは最初に読んだ時に、
非常に納得がいったというか、
自分の精神が不安定で、分裂している事の実感を、
良く説明してくれたと思った事でした。

実例を挙げますと、
「ダイエットをしよう」と決意しても、
食事を始めると忘れていて、ガツガツと凄いスピードでむさぼり食って、
しかも必要以上に過食して、お腹がいっぱいで苦しいくらいになると、
突然に「ダイエットしなければならなかったのだ! 忘れていた・・・」
と思い出して、自己嫌悪することになる。
しかも、これを性懲りも無く毎回返してしまう。

意思が弱いなどという段階ではなくて、
精神そのものが分裂していて、一貫した連続性が無いのですね。
ですから、自分自身を統合的にコントロールができない。
このことをラカンの《想像界》《象徴界》《現実界》の3界理論は、
見事に説明してくれているように思ったのです。

ところが、彦坂尚嘉の《言語判定法》によって、
つまり言葉で、現実の人間を測定すると、
必ずしも、3界がない人々がいるように見えて来たのです。
例えば、朝青龍です。


mrt0711301815016-p1.jpg

《言語判定法》的には、《現実界》しかないと判断で来ます。
しかしラカン理論では、《想像界》《象徴界》《現実界》の3界を持っている
はずなのです。

しかしラカンの場合には、臨床医ではありますが、
哲学系の思考家で、原理的に語っていて、
私のような測定家ではないのです。

アインシュタインの相対性理論の場合のように、
測定は別の人がやって、理論を実証して行くというのがあるわけで、
理論家と、測定家は違っている事があります。

私の場合には、《イメージ判定法》《現実判定法》《言語判定法》の
3つが、人間の測定技術であると言う設定で、
自分は、《言語判定法》で測定してみようという事を、やって来ています。

顔の分析の場合、下敷きにあるのは、
絵画のように人間の顔を芸術分析をするということなので、
写真による分析にたよります。
生の人物を目の前にして《言語判定法》を使うのは、
できないというか、かなりむずかしいのです。

《言語判定法》は、言葉をひとつひとつ投げかけながら、
木霊をひろっていくので、非常に微弱な反応をひろうので、
精神集中が無いとできないのです。
作業的には、若干の苦痛もあって、なるべくはやりたくないという
作業なのです。

自分がどうしてもやりたいというものであると、
発見への欲望があって、精神集中ができますが、
ひとつひとつ言葉を投げて行くので、
一挙に判断できるというものではないのです。

朝青龍の場合には、トラブルの中での振る舞いからも、
どうも《想像界》や《象徴界》が、無いか、弱くて、
自分の置かれている立場が理解できないようだということは、
分かります。

さて、小泉純一郎元首相の場合、演説しているような写真の場合には、
《現実界》だけであるかのような人格を示し、
おだやかにインタビューを受けている場合には、
あたかも《想像界》だけの人格をしているかの様に、判断されたのです。
これ自体は、ですから3界を持っているというラカン理論には、
合っている実例となります。

このミスからの教訓は、
人の顔を判断する場合には、
違うシチュエーションの複数の写真をチェックする必要がある
という事です。

このミスの指摘を受けた直後、自分自身の顔写真を、
何枚か集めて、分析をしたところ、
やはり写真によって違う結果が出る事を発見しました。

煩雑なので、最近開発の《原芸術》分析を流用した《原人格》の
分析だけをやります。


彦坂尚嘉顔ブログ.jpg
撮影:斉藤ちさと
《原人格》が有る
《人格》が有る
《反人格》が有る
《非人格》が有る
《無人格》が有る
《世間体の人格》が有る

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な人格
ただしサントームは無い。

彦坂尚嘉とまと顔3 72.jpg
撮影:佐々木薫

《原人格》が無い
《人格》が無い
《反人格》が無い
《非人格》が無い
《無人格》が無い
《世間体の人格》が無い
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
人格の《炎上》である。

《想像界》の人格


彦坂尚嘉顔写真/佐々木薫撮影72.jpg
撮影;佐々木薫

《原人格》が有る
《人格》が有る
《反人格》が有る
《非人格》が有る
《無人格》が有る
《世間体の人格》が無い

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な人格
ただしサントームは無い。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

自分の顔写真の分析で分かった事では、
「人格論」という論理枠の外部に有る《形骸》《炎上》《崩壊》
といったものが出現するのは、演技すると出現してくるらしい
という事です。

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