ユニクロのCMは《真性の芸術》です(加筆1) [アート論]
ユニクロのCMは、《第1次元 社会的理性領域》の《真性の芸術》です。
メメヒさんから、次のようなコメントをもらいました。
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原芸術から焼き直しを続け、性質が変わっていき、最後には形骸になる。本質的で合点のいくお話だと思いました。
質問を書き込ませて頂きます。もし気が向けば、ご返答いただけたら嬉しいです。
・形骸からさらに変化を遂げる場合があるとは思われますか?それとも形骸は文字通り骸なのでしょうか。
・ユニクロは、CMなど「まとったイメージ」も形骸だと思われますか?UNIQLOCKは形骸という印象は私は受けませんでした。
by メメヒ (2010-01-14 20:05)
彦坂尚嘉責任による《言語判定法》による芸術分析
《想像界》の眼で《第1次元 社会的理性領域》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第1次元 社会的理性領域》 の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第1次元 社会的理性領域》 の《真性の芸術》
《超次元》と《第2次元〜第41次元》は無い。
《サントーム》だけの表現。
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界は無い。
気体だけの表現。
液体/固体/絶対零度は無い。
《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィアンとシニフィエの同時表示。
《透視映像》
【B級映像】
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《原芸術》は無い。
《芸術》は有る。
《反芸術》《無芸術》《非芸術》《世間体のアート》が無い。
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ユニクロのCMであるUNIQLOCKは、
たいへんにすぐれたものですね。
《第1次元 社会的理性領域》の《真性の芸術》です。
しかも《サントーム》だけの《真性の芸術》というのは、
驚きが有ります。
今日の情報化社会の新しい芸術のエッセンスのような表現です。
ユニクロの服は、《第7次元 ビジネス領域》の《7流》ですが、
コマーシャルは《第1次元》《1流》であることで、
人々にユニクロと《1流》のイメージを重ねて買わせると言う、
詐術だと言えます。
彦坂尚嘉的に言えば、
《1流》と《7流》の同時表示だと言う事です。
映像論的に語ると長くなるので、ここでは省略しますが、
《サントーム》の映像であるというのは、
特筆すべき事です。
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もうひとつの、ご質問です。
「形骸からさらに変化を遂げる場合があるとは思われますか?
それとも形骸は文字通り骸なのでしょうか。」
《形骸》からさらに変化をとげるということは、
原理的にはあります。
実例も見つけています。
これについては、別のブログで書きたいと思いますが、
やり損なったら、お許しください。
その時は、また、催促して下さい。