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今回いっぱいで、ダルマへの参加終わります。(加筆3) [アート論]

彦坂尚嘉達磨190.jpg


あなたの生活にすばらしい幸運を呼ぶ『達磨ラッキー』は、


過剰なまでの欲望に満ちています。


幸運の神がもつ欲望をコピーして、


自分自身の欲望に変える達磨ラッキーが、


あなたを幸せにします。


幸運達磨の最高峰です。



彦坂尚嘉達磨裏190.jpg

達磨ラッキー(大) 12.000円




「深川いっぷく」の白濱万亀さんと、
けっこう付き合って来たのですが、
さすがに、下町のリアリティと付き合うのが、
私の限界になったように思います。

何が限界なのか?

★イベント名
  新春企画「第4回深川100人100色だるま展」

★開催期間
 2010年1月1日(金・祝)~1月24日(日)
 13:00~20:00
 定休日 1月2日


達磨も第1回目に参加して、今回も参加したのですが、
こういうものの制作は、
今回で終わりにしようと思います。

思想的には、下町の庶民へ向けて制作する事は、
それなりの意味があると思いますが、
どこかで、私自身の中で空転して、
ついて行けないところがあるのです。

越後妻有でもそうですが、
結局、人々の生活の下層まで下りて行くと、
アートや芸術が成立できない地層が存在しているのです。

しかしその地層を無視しては、
人間のいとなみは成り立たないのですが、
それでも、その区切りのレイヤーというのは存在していて、
そこを超えることが出来ない。

越後妻有で象徴的な作家は、菊池歩さんでしたが、
彼女は、超えられたと思いますが、
私には、そういう越境が、意味のあるものとは思えない。

「深川いっぷく」の追いかけている層というのは、
菊池歩さん的なものとも違うのですが、
私の追いかけているディメンションでもない。

とりあえず「深川いっぷく」は、今回で卒業しようと思います。

小さい達磨.jpg

 

達磨ラッキー(小)  5.000

 

 

達磨20190.jpg

《想像界》の眼で《第41次元》〜《超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第41次元》〜《超次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元》〜《超次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》《ローアート》

シニフィアンとシニフィエの同時表示の美術
キッチュと純粋芸術の同時表示。

《透視立体》
【A級美術】

自分では、一生懸命に作っていますが、
しかし、結局はダルマとしてしか見られません。
《ローアート》であることを超えられない。
超えようとすると、お金がかかります。
当たり前ですが・・・・。
たとえば、ダルマを金属で鋳造するとか・・・。

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《社会芸術》 
そいう、すべてが有る状態にまで、描き込んだということ。

それと《想像界》《象徴界》《現実界》の3界の上に、
さらに《サントーム》を描き込むというてんこ盛りであります。

やり尽くしたという事もあって、
燃え尽きたのですね。

越後妻有トリエンナーレと、深川との関係は、
ある意味では連動していたのですが、
アートが、地域起こしとつながる可能性を模索する10年でした。

アートで、地域起こしができるのか?
という疑問から始めて10年間、地域と付き合って来て、
サントームとしての芸術の機能があるという事には、
確信が持てるようになりました。

サントーム論をここでやるわけにはいかないのですが、
アートには、新しい社会的な機能があるということを、
実感としてつかめたのです。

しかし卒業して、私は次の2010年代は、
違う方向へと転換するということです。

2000年代の10年は、いろいろ勉強できたけれども、
限界にきたのです。

芸術やアートの成立するトポスには、地層的な限界が
存在するのです。

ギャラリーARTEさんの本島とは、
地域起こしと言う範囲を超えた、
もう一段階ステージを変えた形で、
お付き合いできる可能性を模索したく思います。
本島は、格調が高い地域なので、
その辺の差がうまくつながれるかどうかですね。

「深川ラボ」の白濱雅也さんとは、
まだ現代アートのギャラリーとしての
展開の可能性を追いかけるという意味での作業は、
継続できればと思っています。


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