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世田谷区立富士中学校3年1組クラス会 [日記]

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撮影:中神氏

中学3年の時の府川次男先生の人格的な魅力で、
クラス会が続いています。
再下段、右から2番目が彦坂尚嘉で、
3人目が府川次男先生で80歳でおられます。
最後部中央の眼鏡の人物が
東京大学社会科学研究所教授の仁田道夫氏です。

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キッチュとアートをめぐって [アート論]

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撮影:糸崎公朗

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撮影:栃原比比奈

昨日は、「深川ラボ」で、五十嵐太郎さんをお迎えして、
白濱雅也さんが、シンポジウムを開きました。

現在の表現状況の中で、
キッチュやキャンプの問題を、
純粋芸術や建築との関連で話す水準としては、
ほぼ入門としては、まあまあ基本を押さえた話とは
なりました。

それと額の問題を五十嵐さんがフレームアップして下さって、
問題が重層化して興味深いものになりました。

1939年のクレメント・グリンバーグの「キッチュとアバンギャルド」
から始まって、
フランシス・ピカビアの1940年代のキッチュな絵画、
そしてアンディ・ウォーホルなどのポップアートの表現。

1964年のスーザン・ソンタグ『キャンプについてのノート』など、
俗悪な表現の問題は、重要な問題となって行ったのです。

さらに1960年代後半のロバート・ベンチューリの
『キッチュで醜悪な建築』という、ラスベガスの建築の
スタディーを元にした主張。

同じ時代の日本の石子順三のキッチュ論、漫画論、丸石信仰論など。

1975年のトムウルフの現代美術批判と、現代建築批判。

こうした問題と、額縁の問題を絡めて、
興味深い議論になりました。

糸崎公朗さんも来て下さって、
充実した話でありました。

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