故・山田幸司氏の遺作 [建築]
41歳で亡くなられた山田幸司さんの遺作は、
段ボールで作った茶室です。
この画像を手に入れたので掲載します。
この段ボール茶室は、国宝の如庵という茶室の写しです。
茶室というと、千利休の草庵茶室を思い浮かべますが、
この如庵は、利休とは一線を画していて、
端正で、「武家の節度」を感じさせるもので、
各地に写しの茶席が残っているそうです。
如庵(じょあん)は1618年に、
織田信長の実弟織田有楽斎によっ、京都に建造されました。
如庵は、現在は移築されて、愛知県犬山市の有楽苑にあるそうです。
現在、この段ボール茶室を含めて、
山田幸司遺作展と、遺作集の準備が有志によって進められています。
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