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グラフィティ・リサーチ・ラボ/GRL [アート論]

昨晩は、新宿の漫画喫茶に泊まって、
今、帰って来た所です。

 

[fmrl:764] 本日午後9時より新宿でGRLプロジェクション

で、急遽今夜9時から新宿でGRLオーストラリアJerrem主催のプロジェクションを

行なうことになりました!!

午後9時、JR新宿駅東南口で待ち合わせです。

 

 

というメールが入って、
急遽行って、付き合ったのです。

GRLというのは、
Graffiti Research Lab というもので、
デジタルメディアを使って、グラフィティをやっている人々。

実行したのはオーストラリアの作家で、
なかなかの根性で、寒さも厳しくなった
新宿の街を歩きまわり、
壁と、そして泥棒できる電源をさがして、
あきらめずに実現する執念に感心しましたが、
2カ所で、プロジェクターを使ってのグラフィティを敢行して、
通行人も気がついて、興奮して参加し、
ささやかではありますが、盛り上がりました。

それに付き合う上岡誠二さんと私もまた良い根性で、
私は犬同様、足と腰を痛めているのですが、
まだまだあきらめない。
何をあきらめないのか分かりませんが、
楽しかったです。

作品そのものは《第8次元 信仰領域》の《真性の芸術》です。
でも、新しいメディアと、《反芸術》の精神は生き生きとしていて、
息がつけるのです。

実は京都で、次は予定が入っています。

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2009年11月5日から11月16日まで、「Graffiti Research Lab Kyoto」の結成を記念して、本家「Graffiti Research Lab(グラフィティ・リサーチ・ラボ)」のEvan Roth(エヴァン・ロス)とJames Powderly(ジェームズ・パウダリー)が京都にやってきます。グラフィティ文化、ヒップホップ、テクノロジーを軽やかに渡り歩くGRLは、世界中の人々が街に出て遊ぶための、誰にでも使用可能なおもしろ道具を開発しています。

そんなGRLが京都滞在中に起こることは、本家2人が開発したレーザータグやその他ソフトウェア、そしてGRL Kyotoが作った道具を動員して公共空間に
一時的な落書きを残すパフォーマンス、「Kyoto Protocol Hacking」と題したワークショップ、表現と公共空間運動とアートの関係性を考えるレクチャー、喫茶や会話や議論や勉強や図書館や野菜販売でガヤガヤするBase(基地)の開放などなどなど…。

誰にでも使用可能な道具を、より多くの人に楽しんでもらうという彼らの活動目的に応えつつ、本家の2人も呆れるぐらい大真面目に、真剣に遊びつくす12日間です。彼らが考えついた道具を使って遊ぶこと、それはテクノロジーの自由さに向かい合うことであり、都市空間に埋め込まれた戦略、利害関係、権力作用を読み解くことでもあり、広告に埋め尽くされ、消費活動のためだけに存在している公共空間を取り戻すことでもあります。

とはいえ、Base(基地)にきてだらーっとコーヒーを飲みつつ本を読むもよし、一緒に街に繰り出すもよし、ワークショップに参加して未来のハッカーになるもよし、とにかく毎日遊びに来てください!

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grl

grlEvan Roth(エヴァン・ロス, 写真上)とJames Powderly(ジェームズ・パウダリー, 写真下)によって2006年に結成される。彼らのねらいはグラフィティライターやアーティスト、デモ参加者やいたずら好きたちに新たなコミュニケーションのためのオープンソース・ テクノロジーを提供することで、人々が広告や権力に取り囲まれた環境をクリエイティブに変える力を獲得することにある。

レーザーポインタで建物に光のグラフィティを描く「L.A.S.E.R Tag(レーザータグ)」やLEDを使った「LED Throwies」、「Eyewriter (半身不随となったグラフィティライターのために、目の動きだけでレーザーグラフィティを描くことができるシステム)」など、フリー・テクノロジー/DIY精神に満ちあふれる技術や道具の開発をおこなっている。

彼らの技術や道具を使い都市への介入を試みるプロジェクトが、アムステルダム、ウィーン、ブラジル、メキシコ、香港、東京など、世界各地で増殖中。GRLのプロジェクトは、MoMA、テートモダン等のアート施設や、5大陸全ての街中でも発表されている。また、GRLの2人はネットをベースにした「The Free Art and Technology(F.A.T)Lab」も設立している。

GRL:http://graffitiresearchlab.com/

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実はその前に、横浜映画祭2009に

GRLが登場していたのですが、

私がぼんやりしていて、見損なったのです。

 

ホワイトスクリーンにも登場して頂いたグラフィティ・リサーチ・ラボ、通称GRLが登場。半身不随となったグラフィティライターのために、目の動きだけでレーザーグラフィティを描くことができるシステム「The Eye Writer」を設置する。 

■多彩なトークショーに注目

GRL_1_1.jpg
Graffiti Research Lab / photo: Graffiti Research Lab

 【 Graffiti Research Lab 】 

2006年にアメリカで結成されエヴァン・ロスとジェームズ・
パウダリーからなる グラフィティ・リサーチ・ラボ、
略してGRL。 
彼らはレーザーポインタで建物に光のグラフィティを描く
「L.A.S.E.R Tag (レーザータグ)」などグラフィティ×テクノ
ロジーともいえる、世界中の人が 街に出て遊ぶためのDIY精神
に満ちあふれる技術や道具の開発をおこなっています。 
それは、自分たちのいる広告や権力に埋め尽くされた環境をいか
にクリエイティブに 変えるか、という遊びであり、戦い。 
彼らの技術や道具を使い都市への介入を試みるプロジェクトは、
MoMA、テートモダン等 のアート施設や、アムステルダム、
ウィーン、ブラジル、メキシコ、香港、東京など、 5大陸全て
の街中で増殖中です。 
今回、本展では新港ピアに半身不随となったグラフィティライ
ターのために、目の動き 
だけでレーザーグラフィティを描くことができるシステム
「The Eye Writer」を設置。 
GRLによる光の落書きをみることはもちろん、会場内で実際に
その装置を使って自分で 
描くこともできます。すでに、本展サポートクルーが横浜の街
で実施済み! 
壁に光で落書きをするという心拍数のあがる楽しさを会場でも
楽しんでいただければとおもいます。 



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