視野が狭いということ [生きる方法]
あらゆる人間の欠点は、視野が狭いことです。
同時に1人の人間の強みもまた、この視野の狭さです。
視野が狭いから、人間には魅力があるのです。
しかし、自分が視野が狭いと言う事は、
実は気がついていない場合が多いのです。
他人の目には、明らかに見えるのに、本人には自分の狭さが分からないのです。
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素人には、色の好みがあるという事です。
色彩を学ぶと、好きな色とか、嫌いな色とかは、
なくなります。
食べ物の好き嫌いが有る人と言うのは、
実は感性が狭いのです。
広くなると、マズいものでも、美味しいものでも、
そう言うものとして食べて、好き嫌いがなくなります。
つまり、自分の好みをはっきり持っている人は、
視野の狭い人です。
素人なのです。
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あるデザイナーが、すごくこだわって作品をつくるのですが、
私から見ると《第6次元》の《6流》作品でしかなくて、
凡庸です。
しかしその人には、すぐれて感性の良いものとして、
お洒落で、凄いものと信じられているのです。
《6流》のデザインを、洗練された世界と信じている人は、
結構な人数がいます。
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お金の問題が良く分からないと言う人、
あるいはお金を稼ぐのが巧く無い人と言うのは、
その人の人格の《象徴界》の中で、《第7次元》領域が欠けているのです。
意識ですから、意識して《第7次元》を獲得しようとすると出来ます。
そう言う意味で、意識を《第7次元》に広げる事は、
簡単で、お金ももうかるようになります。
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視野を広くする事というのは、
意識を広げる事ですが、
意識の広い人は、
聴く音楽の幅が広いです。
民族音楽、演歌、ポップスから、
ゲーム音楽、
ブルース、ロック、
クラシックから、現代音楽と、
公汎に聴いて楽しむ事ができます。
音楽の好みと言うのは、
その人の意識の広さや、傾向を示すのです。
自分の音楽の趣味が狭い人は、
意識が狭いと言う事を自覚できることになります。
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情報化社会というのは、
実は、意識の広さを必要とする時代であります。
意識が広く無いと、
多くの情報を理解し、適切に処理できないからです。
それはまた、自分自身の内面の様々な葛藤を、
適切に解決して行く事も、この意識の広さが重要なのです。
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電車の中で観察する限り、
中年から高年のおばさんや、おじさんの精神の《象徴界》は、
《第6次元》《第7次元》《第8次元》の3次元で出来ています。
つまり自然領域、金銭領域、そして信念の領域で生きているのです。
この3次元性を理解しないと、彼らと巧く付き合う事ができません。
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視野そのものは、その人の《象徴界》に現れる様です。
《象徴界》の次元を増やすと、自分の人格を拡大して、
抱えていた問題を、新たに処理できる能力を得る事ができるようになります。
《象徴界》には、《超次元》から《第1次元》、そして《第2次元》から《第41次元》まで、実に42段階があるのです。
人格的に成長して解脱するというのは、意識を42段階のすべてに広げる事です。
42段階に意識を広げても、人生の問題が消えるわけではありませんが、
しかし《苦》そのものは大幅に軽減して行きます。
処理できる範囲になると、言えます。
第23回「ラカンと美術読書会」 [告知]
加藤 力です。
「ラカンと美術読書会」のご案内させていただきます
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第23回「ラカンと美術読書会」のご案内
日時7月29日(水)18時30分 〜 2時間程度
場所 立教大学(池袋) 6号館 6106研究室
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「ラカンと美術読書会」とは下記の2人が共催する読書会です。
彦坂尚嘉(日本ラカン協会幹事、立教大学大学院特任教授、日本建築学会会員、美術家)
武田友孝(元・東京スタデオ、インデペンデント・キュレーター)
ラカン『無意識の形成物〈上〉』と、
月代わりで選出される美術本の読書会です。
2007年8月より月一回のペースで開かれています。
ごくごく初歩的な読書会で何方でも参加できます。
どうぞお気軽にご参加下さい。
テキスト
◎ラカンは『無意識の形成物〈上〉』 (岩波書店)
●美術は日本近現代美術史事典(東京書籍)
参加費 無料(コピー代のみ実費で頂きたくお願いいたします)
テキストは特に準備なさらなくても、こちらでコピーを用意いたします。
※ 研究会終了後、懇親会を予定しております。
お時間に余裕のある方は、こちらの方にもご参加ください。
なお、懇親会は、持ち寄りのパーティー形式で行いたいと思いますので、
希望者の方は、あらかじめアルコールとつまみを
適当に用意して来て頂ければ幸いです。
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立教大学への一番楽な道
池袋駅西口方面へ
西口の階段は登らずに、
地下商店街の通路を歩きC3出口から立教通りへ
駅から歩いて行くと、左手に立教大学の正面のツタの生えたたてものの
正門が見えます。
右手にも、立教大学の門があります。
それを通り過ぎて、最初の小さな道を右に曲がると、
左手に6号館の建物の門があります。
建物に入ると守衛の部屋があるので彦坂の所に行くと言って下さい。
研究室は6号館の6106です。
分からなければ、彦坂の携帯に電話して下さい。
090-1040-1445
研究室の電話
03-3985-6106
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詳しい行き方は以下よりお願いします
立教大学のサイト
http://www.rikkyo.ac.jp/
一番上のバーに交通アクセスがあります。
ページ中程に池袋キャンバスへの道順が、あります。
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html
キャンバスパップがあります。
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/index.html
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申込・問合せ先:加藤 力(美術家、臨床美術士)
E-mail:riki-k@mc.point.ne.jp
FAX:0467-48-5667