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五十嵐太郎編著/リノベーション・スタディーズ編集(彰国社 、2005年)
彦坂尚嘉の皇居美術館空想が収録されています。一般流通で販売中。㈲気体分子ギャラリーでお買い上げの方には、著者サインと付録として関連印刷物を差し上げます。hiko@ja2.so-net.ne.jp
ニューヨークのクイーンズミュージアムで開催された「グローバル・コンセプチュアル展」のカタログ。この表紙に彦坂尚嘉の1971年の自宅での個展の案内状が使われています。頒布価格5000円。㈲気体分子ギャラリーでお買い上げの方には、著者サインと付録として関連印刷物を差し上げます。hiko@ja2.so-net.ne.jp
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オルテガのファシズムに対してのボリシェヴィズムと貴族・エリートを擁護し大衆を差別するさまは、正にヒコさまようですね。カントにおけるスヴェーデンボリの思想は、まさに霊界は特別な、実在的宇宙を構成しており、この実在的宇宙は感性界から区別されねばならないとの一説は、アリストテエスの同心円的宇宙や、ピタゴラスの音階的宇宙、 または日本の曼荼羅・さては・神道においての宇宙図的発想・がバラの世界輪など・次元を自由にあやつれるヒコさんなら当然知っている(基礎的知識)ですよね。
あたりまえのつまらないお話して申し訳御座いませんでした。これからはもっと込み入った質問をさせて頂きます。
by 666 (2010-04-07 07:32)
666様
大衆を差別するという意識は、私には無いものです。オルテガの『芸術の非人間化』やテオリアから大きな影響を受けながらも、どういうわけだか『大衆の反逆』を読まないで来ていたのは、その辺を無意識に感じていたからかもしれません。
いまも差別するというよりも、逆に、今までも大衆の側に差別されて、ずっと来たように思います。
遅まきながら、このアートフェア東京2010の会期中にオルテガの『大衆の反逆』を読み始めましたが、共感する所は大でありました。1975/1991年以降の美術状況は、まさに現代美術が、大衆主義の美術によって乗り越えられていくと整理できるものです。特に日本の現代美術/現代アートの不毛性、それは作家の問題でもありますが、美術館や批評家、ジャーナリズムの問題でもありますが、これらの根底にあるのは大衆主義的な凡庸性です。東京芸大出身の会田誠がセザンヌやアメリカ表現主義や、ミニマリズムを理解できないと言うことも、この大衆の反逆の問題として理解できるものです。
私自身は、初音ミクの音楽に見られるような大衆主義の出現を、大半が聴くに耐えないようなものであるにしろ歓迎するものです。ただ否応も無く、大衆主義の美術家が固執するもの・・・仮にそれを凡庸普遍主義と名付けるとして、こうしたものが、絵画や彫刻といった美術の歴史生成の基本を欠いている故に、それをグリンバーグにならって『ペンキ絵』と言わざるを得ません。「原始立体」の問題を含めて、深刻な質の低下だけが出現してくる日本の美術状況は、日本そのものの社会崩壊へとつながるでしょう。それは直接には経済破綻として、出現する可能性があります。
大衆主義者による政治や経済の運営は、没落として出現するのです。没落してみれば分かる事ですが、凡庸普遍主義では、オリンピックで金メダルが取れないように、日本社会の運営は成功し得ないのです。
私の選択するものは、大衆凡庸主義者を差別するところだけにあるのではありません。ビデオでも言っているように、正反対である精神貴族主義と、凡庸大衆主義を架橋して、同時表示をする努力にあります。つまりモダニズムにおけるグリンバーグのようにキッチュに代表される美術の下部構造を切り捨てていく事ではなくて、むしろ取り込んでいく方途に、可能性を模索する立場です。
by ヒコ (2010-04-07 08:46)
グリンバーグやジェフ・ラウンシェンバーグまたはカントを褒め称え大衆芸術的な村上・奈良・会田・草間・小山系・大竹・初音ミク・オタク系・ネオテニーを低俗または一過性のはやり物とさんざんサイトでいっている、ヒコ様はまさにオルテガのファシズムに対してのボリシェヴィズムと貴族・エリートを擁護し、大衆を差別するさまと告示しているし、主張として首尾一貫とされていてなかなか筋がとおってらしゃりますね。
by 666 (2010-04-07 09:03)
批判と差別は違うものだと認識します。
彦坂さんは学問的私見の追求をされていて半眼的に世界を観ておられるだけで、『差別』という意味で世界を認識しているわけではないと受け入れています。
『批判』の意味や整合性が理解出来ない多くの方々は「創造」も受諾も構築も批評も分からないと考えています。
by yoshi (2010-04-07 18:17)
たしかに批判と差別は全然ちがいます、オルテガのファシズムに対してのボリシェヴィズムに傾倒した結果、こういった批判的精神が確立されたとゆう、彦坂さんの見聞の深さを知って驚いておるしだいでおります。
by 666 (2010-04-07 18:34)
失礼しました、たしかに批判と差別は全然ちがいます。オルテガのファシズムやボリシェヴィズムへの反発による貴族・エリートの擁護精神(右翼的精神)に傾倒してこういった批判的精神が確立されたとゆう、彦坂さんの見聞の深さ歴史を知って驚いておるしだいでおります。
の間違いでした。お許し下さい。
by 666 (2010-04-07 19:00)