ピンクハウス(訂正改題/誤植の訂正1) [ファッション]
ピンクハウスのデザイン
彦坂尚嘉責任による芸術分析
《想像界》の眼で《第21〜30次元 愛欲領域》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第21〜30次元 愛欲領域》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第21〜30次元 愛欲領域》の《真性の芸術》
《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ表現
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現
《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)の同時表示
理性脳と原始脳の同時表示
《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》
《世間体のアート》の全てがある。
ファッションでありながら、デザイン的エンターテイメントではなくて、
《真性の芸術》になっていることに驚きました。
しかもプラズマファッションで、サントームまであるのです。
芸術業界よりも、現実の方が凄いという
見本のようなファッションの世界です。
つまりこのファッションは、古いのではなくて新しかったのです。
コテコテの過剰性の美学は、ロックのMUSEを超えます。
鑑賞構造としては《愛玩》です。
ピンクハウスがブランドとして始まるのは1973年ですが、
非常にはやいポストモダンと言えます。
このファッションは古くなったのではなくて、
現在も定番化して続いています。
これはこれで1000年続きます。
金子功について、彦坂様の分析を見てみたいと心ひそかに願っていたので
今回取り上げて下さってとても嬉しいです。
しかし残念ながら、今回掲載された画像は大半が金子功の作品ではありません。
1枚目の水玉柄のワンピースは氏のデザインのように見えますが、それ以外は恐らく氏が1994年にピンクハウスを離れた後のものです。
ピンクハウスでの金子功の作品は、1994年春夏コレクション以前のものに限られます。
また氏は2007年まで「KANEKO ISAO」「WONDERFUL WORLD」というブランドを展開していました。
近年の金子功の作品をご覧になるなら、この2ブランドの画像をお探しください。
(既に無いブランドなので、ネットで良質な画像を探すのは難しいかも知れません)
by 和泉 (2010-03-06 14:44)
和泉様
ご指摘ありがとうございます。
最初にピンクハウスで書き始めて、格付けのしてあるのは現在のピンクハウスのサイトから画像を取って来ているので、ご指摘の通りです。それに対して上の方のものは、古着サイトから取って来ているので、ご指摘の通りだろうとは思いますが、私には判断で来ませんでした。ご指摘を入れて、タイトルをピンクハウスだけに改題しておきます。ご教示いただいたブランドで、改めて金子功をやりましょう。
by ヒコ (2010-03-06 23:52)