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誤読に耐えて [日記]

最近3つ、誤読事件が起きた。

私の書いた文章を、自分のことを書かれたと思って、
傷つく人が現れのです。
次のようなメールが来ました。

彦坂様



お疲れ様です。

たびたびのメールを申し訳ありません。



昨日もツイッター更新されていたのですね。

今日になって拝読しました。



思い過ごしかもしれないけれど、「これはわたしのことかなあ」と思い、

反省をしているところです。


この誤読に対して、私は次のようにメールを返しています。


○○○まる様


まったく、違います(笑)。

「次郎物語」の1節を使いながら、

自分の娘を思い出しながら書きました。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


もうひとつは、

電話がかかってきて、

「私のことか」と聞かれたのです。

次のような文章です。


ギャラリーのSさんも、
「彦坂さん、死んでしまえばおしまいですよ」という様な事を
何回も言っていました。



このSさんは、ギャラリー手の杉山旭さんで、

昔から、こういう言い方を良くしていた方なのです。


他にもこの手の被害者が出ていて、

考えさせられますが、

しかし、こちらの考えもしない波及なので、

具体的な対処は、私は考えません。


そもそもで言うと、コミュニケーションというものは、

誤解において成立しているので、

人間関係は誤解を避けがたいのです。

ですから、私は誤解されても、それはそのままにしておきます。


それと文章というものは、書くと回りの人間関係を傷つける

ものなのです。

これも原理的なものであって、もともと書き言葉というものが、

人工的なものであって、自然性を引き裂いて行くものなのです。

つまり無文字社会こそが、人間の自然性ですから、

文字で書かれると、多かれ少なかれ、人は傷つきます。



人間関係にあまりに配慮すると、文章は面白く無くなって

いきます。

私は、ですから、その辺は諦めています。

まったく配慮しないわけではありませんが、

できるだけ、配慮しないように努力しているのです。


ですから、傷ついた方には、お詫び申しあげますが、

その多くは、誤解です。

人間の鏡像関係というのは、

多くの妄想と誤解と恐怖を生み出すのです。


それが《想像界》なのであって、

それは逃げ切れるものではないのです。


 





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