アニマル・コレクティブ [若い音楽]
Animal Collectiveは、ニューヨークのオルタナティヴロック・バンドです。
非常に新しい音楽で、いままでの分析言語では把握できない芸術です。
下に貼付けた【YouTube画像】の曲は、
テリー・ライーリーの1964年の名作『In C』を思い出させる音です。
《想像界》の耳で《第6次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の耳で《第6次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の耳で《第6次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の音楽
気体音楽
《気晴らしアート》でも《シリアス・アート》でもないもの。
《ローアート》でも《ハイアート》でもないもの。
シニフィエ(記号内容)の音楽。
《非芸術》の音楽。
【A級音楽】でも【B級音楽】でもないもの。
ご参考までに、テリー・ライーリーの1964年の
ミニマルミュージックの名作『In C』を
貼付けておきます。
比較してしまうと、ずいぶん違います。
彦坂さんが「分類不能」とされていたのには驚きます。世界は不可知で面白いですね。
「In C」は今も新しいアルバムが出続けていて、引用して下さったのはシャンハイ・フィルム・オーケストラによる今年発売の「In C」のようですが、つい最近、ミシガン州立グランドバレーの学生たちの演奏によるアルバムも発売されました。
「In C Remixed 」というタイトルで、「ニューズウィーク」10月で「音を越えたC音の魔力」「極上のセックスのような体験」という妙な紹介をされていました。
日本のアマゾンでは見当たらず、USアマゾンで2枚セットで15ドルで出ていましたが、Detroit Free Press や Music Musings and Miscellanyのレビューもあってかなり評判が良いようです。
by 丈 (2009-12-06 12:10)