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レベッカ・ホルン展とラグジュアリー・ファッションの欲望展

東京都現代美術館のオープニングに行って、

レベッカ・ホルン展とラグジュアリー・ファッションの欲望展を
見て来ました。

私には、つまらなくて、
いろいろな人に尋ねました。
どこが面白いのか? 教えて下さい。

森美術館の林さんと、深川の分部さんのいうには、
動きが面白いとの事でした。
動く彫刻のような作品と、映画があって、
とにかく大規模な展覧会でした。

というわけで、私の評価は下記のようなものです。

《想像界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント

《現実界》の作品、
気体美術。

《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエ(記号内容)の美術。
《原始立体》
【B級美術】

たぶん、評価を得ている原因は、
《現実界》の作品である事と、気体美術であること、
そしてシニフィエ(記号内容)の表現と言う新しさでしょう。

ファッション展も面白く無かったですが、
古い部分では、けっこう、ファッションの欲望が理解できて、
面白かったです。
川久保玲の大規模な展観は、面白く無かった。
どこが悪いのか、分析する欲望も湧かないほどに、
何かが欠けていたと言うか、
賞味期限の終の様なものを感じました。

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彦坂尚嘉 中原佑介先生、ギャラリー山口さん

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中野輝也

私も、『アートの格付け』をやってみました。

《想像界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第6次元》の真性の芸術

《現実界》の作品、
気体美術。

《気晴らしアート》
《ハイアート》
シニフィエ(記号内容)の美術。



素人の私がやると、《現実界》の眼で《第6次元》の真性の芸術、《ハイアート》
に見えますね。

《現実界》の作品、気体美術、シニフィエ(記号内容)の美術、《ハイアート》、《気晴らしアート》、《現実界》の眼で《第6次元》の真性の芸術、この順番でイメージが確定していきました。私の場合、まだイメージによる評価に左右されてしまうのです。

《現実界》の眼で《第6次元》の真性の芸術、《ハイアート》に見えてしまうことが、高評価される理由のひとつかもしれません。
by 中野輝也 (2009-10-31 10:28) 

是蘭

彦坂様、はじめまして。是蘭と申します。
つい先日、見てきました。私自身は、人間というものがキカイの動きに仮託されていて、自分の見ているキカイが人だ、という一種の脳のとまどいを楽しみました。人間とキカイってもちろん遠いですが、筋骨格などはまさにメカですし、この遠くて近い関係の距離感を頭の中でいじっていた感じです。
でも動くといってもあまり動かないし、思っていたより地味な感じ!
そのことも含め、以下のブログにレビューを掲載しています。

「原初のキス」(11/21の記事): http://zelan.exblog.jp/

貴ブログ、これからも楽しみに拝見させて頂きます。
by 是蘭 (2009-11-21 06:12) 

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