斉藤ちさと展の開催 [告知]
気体分子ギャラリーの第2回展、斉藤ちさと展がようやく開催します。
とは言っても、ホームページを実は改造中でして、
かろうじて滑り込みになります。
それより先に巡回展のご案内をしておきます。
矢野まきさんのスペースであるM7での展示です。
東京都現代美術館への行き道にあります。
写真作品ですが、高度の質に上昇した良い作品です。
見ていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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みなさまいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、M7(えむなな) に、彦坂尚嘉主催の「気体分子ギャラリー」巡回展がやってきます!
折よく、東京都現代美術館「伊藤公象」展とオープニングが重なっておりますので、
ぜひぜひ行きしな帰りしなにお立ち寄りください。+++ オープニングへのご参加は、M7、作家、関係者からの招待制となっておりますので、ご一報ください。+++
突然ですが、M7(えむなな) に、彦坂尚嘉主催の「気体分子ギャラリー」巡回展がやってきます!
折よく、東京都現代美術館「伊藤公象」展とオープニングが重なっておりますので、
ぜひぜひ行きしな帰りしなにお立ち寄りください。+++ オープニングへのご参加は、M7、作家、関係者からの招待制となっておりますので、ご一報ください。+++
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第2回気体分子ギャラリー展@M7
「斎藤ちさと 気体分子個展」
会期: 2009年8月1日(土) - 8月30日(日)
場所: M7(東京都現代美術館から7秒)
オープン: 予約制 12:00-18:00 (月・火・祝日休み お盆休み13 - 17日)
オープニングレセプション: 7月31日(金)18:00-20:00(予約不要)
主催: 気体分子ギャラリー
協力: MAQUIARTO
■ 作品情報: 1105_9920 / 斎藤ちさと / 2008-9 / ラムダプリント / 535×355mm
詳細はHPにてご確認ください:http://yanomaki.jp
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1990年代後半には、HIROMIXや蜷川実花、長島有里枝などの女性写真家が次々と出現した、「ガーリーフォト」という芸術現象がありました。斉藤ちさとも、この1990年代後半に、写真をつかった作家として登場します。ただし斉藤ちさとの作品はフォトグラムでありました。フォトグラムというのは、カメラを用いずに、印画紙の上に直接物を置いて感光させるなどの方法により制作された写真作品のことです。フォトグラムを使った作家としては、ダダイストまたはシュルレアリストとして有名はマン・レイがいますが、斉藤ちさとはこのマン・レイと、イタリアのマニ エリズムを代表する奇想の画家ジュゼッペ・アルチンボルドの影響で、様々なオブジェを印画紙の上に置いて、奇怪な人の顔に見える画像を作り出したのです。
この奇怪な人の顔に見えるフォトグラムの中で、米を使っていた事から、その後、米を使った作品や、クローバーの作品などで、ドットや泡粒の作品を根気のいる制作実践を展開して、1970年代のプラクティス・アートを継承する芸術家として評価を得ます。セゾン美術館の個展はその頂点ですが、それは同時に、初期のグロテスクなユーモアに満ちた深く暗い《第41次元》の写真の世界を失う事でもありました。
ところが斉藤ちさとは、ジャンプをします。プロの写真家として秋山章太郎が残した秋山写真工房に所属して、新たに写真修行をするとともに、気泡をより硬質に撮影した写真作品で、初期の奇怪性を回復し、より今日の迷宮の様な気体分子状態の世界を描き出す飛躍を展開したのです。それが今回の斉藤ちさと気体分子個展です。
(彦坂尚嘉/気体分子ギャラリーHPより)
お越しの際は、お電話にてご一報ください。 tel: 03 6379 9729
気体分子ギャラリーは、複雑系の美術を切り開いて来た美術家、彦坂尚嘉が、
作品行為として展開する、スペースを持たないギャラリーです。
■ 斎藤ちさとオフィシャルサイト: http://geppei.com/06_saito/cs_index.html
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