今日は開会式 [日記]
井上清仁さんと、木村静さんと越後妻有に来て、
一泊して、今日は開会式です。
昨日も何人かの知人に会って、
軽い立ち話ですが、楽しかったです。
一期一会という言葉は好きで、
人間関係のはかなさを良く表しています。
特に最近のように気体分子化していると、
人間の関係は、今回のように、軽い出会いと挨拶が主に成るかのようです。
【一般流通で発売中】三和書籍 6400円＋税
㈲気体分子ギャラリーでお買い上げの方には、著者サインと付録として関連印刷物を差し上げます。hiko@ja2.so-net.ne.jp
田畑書店 1974年（絶版）
㈲気体分子ギャラリーで、少部数の在庫があります。hiko@ja2.so-net.ne.jp
五十嵐太郎編著／リノベーション・スタディーズ編集（彰国社 、2005年）
彦坂尚嘉の皇居美術館空想が収録されています。一般流通で販売中。㈲気体分子ギャラリーでお買い上げの方には、著者サインと付録として関連印刷物を差し上げます。hiko@ja2.so-net.ne.jp
ニューヨークのクイーンズミュージアムで開催された「グローバル・コンセプチュアル展」のカタログ。この表紙に彦坂尚嘉の1971年の自宅での個展の案内状が使われています。頒布価格5000円。㈲気体分子ギャラリーでお買い上げの方には、著者サインと付録として関連印刷物を差し上げます。hiko@ja2.so-net.ne.jp
他者につかみかかって、
「わたしは！ わたしは！」
「おまえは！ おまえは！」
とするのって、、
けっこう重力のいることかもしれませんね。
そういうのが稀薄になるのはかなりさびしいことではあるのですが、
体や心が、そういうことをするのにすでに抵抗を感じるようになっている、
そんな気がします。
これも時代の暴力でしょうか。
by ローズ (2009-07-26 15:16)
ローズ様
この歳になると、一生付き合うと思っていた人たちと切れる事が多くなって、その理由はいろいろあるにしても、一つは時代の変化です。時代の変化の意味をどのように解釈するかで、価値観が大きくちがってきて、その辺で人間関係が切れる事が多くあります。
人間関係の基本は、原始社会＝絶対零度の社会では血縁関係、農業化社会＝固体社会では、地縁封建関係。そして産業化社会＝液体社会では、学閥・社閥関係が大きかったのです。ところが文明が情報化すると気体化してしまって、それまでの血縁、地縁、学閥社閥の人間関係が無化されて、絆が弱ってしまったのですね。そうすると人間関係は極めて弱いものになって、離合集散を繰り返すようになります。
バラバラになって行く人間関係や、社会的つながりを、情報でつなぎ直して行く作業が新しい社会の公共性を作って行くのですが、これには時間がかかるのですね。
by ヒコ (2009-07-27 00:41)