住民説明会

昨晩は、武田友孝さんの所に、また泊めていただいて、

朝、出発して越後妻有に来た。

今回は、恐ろしい事に２カ所でやる事になっていて、

最初に、松之山の下の坂下にある廃屋に行った。

ここを建築家の手塚貴晴さんと大学の学生たちが、

リノベーションと作品をつくって、

イタリア料理屋さんにする。

そこに私が作品をいれるというプランを、

北川フラムさんがたてた。

という訳で、北川フラム氏のプロデュースにそって、

ウッドペインティングの小型の作品を４〜５点展示する様子を見る

ために、

作品の未完成品を車に積んで持ってきて現場に来たのです。

現場を仕切っているのは北村さんという若い建築家で、

彼と話して、実際のための決定をした。

想像以上に現場が、工事になっているというか、

美術家の考える範囲をはるかに超える規模の改造になっていた。

こちらの準備したウッドペインティングの作品が、巧くはまって、

予定は立ったと言える。

現場合わせが一番なので、

作品制作と、建築の改造が進んだら、もう一度現場合わせをしようと

思っています。

夜は、田麦という山村に入って、市役所のお役人も２人が来て、

村の総代の司会で、住民説明会をした。

一応私はパワーポイントを作っていって、

自分のやることを説明するとともに、

現在のコンピューター・リテラシィの話をした。

現在の識字の変化が、暴力的な社会再編をしていて、

村のサバイバルのためには、コンピュターをやる必要があるという

話をして、

ネットでひろった米を画像をたくさん見せた。

気体分子ギャラリーで、米を売る事を模索したいのです。

ギャラリーで米とか、トマトを売りたいと思っているのです。

それがアートと関連があるというのがミソなのです。

タグ：越後妻有トリエンナーレ 彦坂尚嘉 田麦

コメント 4

「気体分子ギャラリーで、米を売る」のは素晴らしいですね！数年前から友人がやっている田んぼを手伝っていますが、初めて田植えをしたとき、農作業や米はアートと繋がっているというのがわかりました。
※木村さん撮影の今年の「フリー田植え」の様子です。
http://freemedia.researchlab.jp/fuckflickr/freeTAUE-090517/
http://freemedia.researchlab.jp/fuckflickr/freeTAUE-090524/
武者小路実篤「新しき村」の隣の田んぼです。
by 上岡誠二 (2009-06-20 11:29) 

ヒコさんの作品がある、イタリア料理屋さん、おもしろそうですね。(^.^)
クマちゃん、目の前でヒコさんの作品を見てみたいな！
越後妻有は行ったことがないのですが、温泉もあるということで
行ってみたいですっ☆誰か一緒に行ってくれる人を探そう…。(>_<)
by 大熊 紘子 (2009-06-20 19:09) 

上岡誠二様
フリー田植えを拝見しました。
新しき村の隣というのは、おかしいですね。
米を売る事は、基本は合意できたので、実現をしたいですね。

大熊 紘子様
ぜひ、見に来てください。
越後妻有ツアーを企画する事になると思うので、またお知らせします。
by ヒコ (2009-06-21 03:42) 

彦坂さんに誘発され、農地解放とメディア解放の類似点とその問題について考えはじめました。食料自給率に関するサイトもプロデュースしているところです。気体分子ギャラリーも是非関わって下さい。よろしくお願いします。
by 上岡誠二 (2009-06-21 07:21)